「女の子の食卓」は隠れた名作♪厳選のエピソードを紹介

女の子の食卓

私の大好きな漫画で、志村志保子先生という方が描いた「女の子の食卓」という作品があるの。
全巻買い揃えて、何回も読み返しているわ。

この「女の子の食卓」はね、1話完結のショートストーリーで、各回毎に主人公が変わるのね。
タイトルの通り、主人公は「女の子」

「女の子の食卓」は「女の子たちの食べ物にまつわる思い出」を描く、ちょっと変わった漫画なの。
ハッピーエンドもあるし、切ないお話もあるのよ。

短いお話の中に、すごく上手にストーリーがまとめてあって、作者の志村志保子先生ってすごいと思う。
今回は「女の子の食卓」をいろんな人に知ってもらいたいので、あたしが好きなエピソードをいくつか紹介するわね。

作者「志村志保子」のプロフィール

名前:志村志保子
生年月日:1970年2月26日
1993年デビュー

志村志保子

あまり有名な作家さんではないみたいだけど、あたしは志村志保子先生の独特な作風がすごく好き。
セリフやモノローグも印象的だけど、登場人物の佇まいからも心理描写が伝わってきて、とても繊細なストーリーを描く方だと思う。
作品全体から伝わってくる、物静かで丁寧な雰囲気が落ち着いて読めて好き。

「女の子の食卓」について

あたしが大好きな「女の子の食卓」は、集英社「Cookie」にて2012年まで連載されていての。

女の子の食卓

全8巻まで発売されていて、単行本には「女の子の食卓」以外の志村志保子先生の作品も、一緒に収録されてることがあるわ。
その作品も、何とも言えず雰囲気があった面白いのよね。

「女の子の食卓」というタイトルだけあって、お話のサブタイトルは必ず食べ物の名前が入るのよ。
例えば、

「ライ麦100%のライ麦パン」

女の子の食卓

「もっと食べたいスモア」

女の子の食卓

あたしは「女の子の食卓」で読むまで、ライ麦パンもスモアも知らなかったな。

ちなみに「スモア」は軽く焼いてトロトロになったマシュマロと板チョコを、クラッカーで挟んで食べるハイカロリーなお菓子。
バーベキューとかで食べるんだって。
オーブントースターでもできそうだけど。

食べ物をテーマにしているだけあって、食材についていろいろな知識を学べるのよね。
そういう意味でも「女の子の食卓」は素晴らしい漫画だと思うわ。

「女の子の食卓」おすすめのエピソード

では、数ある「女の子の食卓」のエピソードから、あたしが特に好きなお話を紹介するね。
ネタバレはしないようにして、軽く感想も添えてみようと思います。

「日曜日のお茶会マカロン」

※「女の子の食卓」コミックス1巻に収録

主人公の加代子は田舎町の中学生。
最近の話題は加代子の通う中学校に、都会から転校生が来たこと。
その子は「西尾ユリナ」といって、何かと田舎をバカにする態度を取るため、同級生から敬遠されていた。

ユリナの噂を聞いた加代子は「そんな子とは友達になれない」と思っていたけど、ユリナの家の近くで自転車で転倒したことをきっかけに、ユリナの家で手当を受けることになる。

その時、ユリナの母からおやつとして「マカロン」を出される。
初めて見る「マカロン」というお菓子。
とても綺麗で、食べてみたら外の生地はサクサクで中のクリームはしっとりしていて、加代子は思わず感動を口にしてしまう。

そんな様子を、偶然居合わせたユリナの姉にバカにされるも、ユリナは加代子に「初めてマカロンを食べた時は、自分も同じ事を思った」と告げ、加代子はユリナと友達になれるような気がした。

それから、孤立しがちなユリナに積極的に声を掛けることにした加代子。
頑なだったユリナも少しずつ心を開き、ある日曜日にユリナの家でマカロンを囲み、お茶会を開く約束をする。

「ユリナと友達になれた」と思い、加代子は喜ぶ。
約束の日曜日、予定の時間よりもだいぶ早くユリナの家に到着した加代子。
すると、ユリナが転校する前の友達と携帯電話で話す姿を目撃する。
そして、その会話の内容は・・

「日曜日のお茶会マカロン」感想

あたしはこの話を読んで、初めて「マカロン」というお菓子があることを知りました。
ラデュレとかピエール・エルメとか、有名なお店がいっぱいあるわよね。
ちなみに、あたしはマカロンを食べてみて、加代子みたいな感動はなかったんだけど、マカロンは本当に綺麗なお菓子よね。

このお話、マカロンの綺麗で繊細な所がポイントになっていて、二人の芽生えかけた友情になぞらえてるのよ。
志村志保子先生、すごいわ。

「教えてもらったぎんなん」

※「女の子の食卓」コミックス2巻に収録

主人公のは写真専門学校に通う学生。
授業の課題のため「老人」をテーマにした写真を撮ることにした弓。
片っ端から知り合いに頼み、写真を撮りためるも、少し数が足りなかった。

そこで、見知らぬ老人にも課題の趣旨を伝え、撮影に協力してもらう決意をする。

たまたま通りかかった公園で、何かの実を拾っているおじいさんを見つけ、早速お願いすることに。

おじいさんが拾っている実が「ぎんなん」だと分からなくて、呆れられムッとする弓。
だけど、おじいさんは、これから「ぎんなん」がどうやって食べられる状態になるのかまで、教えてくれると言う。
写真を撮らせてもらいたい弓は、おじいさんのご機嫌を取るために、着いていくことに。

ぎんなんが食べられる状態になるには、周りの皮を腐らせてもみ洗いし、中の実を取り出した後、一週間ほど天日干ししなくてはならないらしい。
おじいさんは天日干しした「ぎんなん」を弓にあげるので、一週間後にまた来るように言う。

写真を撮らせてもらいたい弓は、調子良く返事をする。

おじいさんに会った後も課題に追われる弓。
おじいさんとの約束が一度頭によぎるも、ついつい後回しにしてしまう。

約束の日からずいぶんと過ぎた後、無事に課題を終えた弓はおじいさんの家に、お礼も兼ねて撮影した写真を届けることに。

でも、そこには思いもよらない事実が待っていて・・・

「教えてもらったぎんなん」感想

あたしは揚げたぎんなんをお酒のおつまみにするのが大好き!
でも、地面に落ちているぎんなんって、ほんと凶悪な臭いがするわよね。
あれがあんな美味しいぎんなんになるなんて、信じられない。

このお話、あたしは何度読んでも涙が出てくるの。
それなりに長く生きていれば、他人からの好意を無駄にしてしまい、後悔することってあるわよね。
まあ、そういう経験も含めて、大人へと成長していくと思うんだけどね。

切ないけれど「女の子の食卓」の中で、とても心に残るエピソードです。

是非読んで欲しい「女の子の食卓」

自分で思っていたよりも長くなってしまい、2つのエピソードしか紹介できなかったわ!

集英社のホームページから、女の子の食卓」が試し読みできるみたいだから、気になる人は読んでみてね。

集英社「女の子の食卓」試し読みへのリンク

「女の子の食卓」が連載終了した時は、それは残念だったけど、志村志保子先生はまだ活動しているわけだし「また描いてくれないかなぁ」なんて期待してるわ。

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