ごきげんよう♪
まだちょっと肌寒いけど、風は爽やかだし陽も長くなってきたし、なんか春って感じよね。
綺麗な青空を見上げると、つい思い出してしまう・・
そう、過去の彼氏。
どうしてなのか全然分からないんだけど、春の穏やかな日々に似つかわしくない、昔の最低彼氏の面々が頭に浮かんでくるのよね。
というわけで、ブログに遊びに来てくれたあなたには、もうアラフォーのあたしの「過去の最低彼氏たちとの思い出整理」に付き合ってもらうわね。
ちなみに、不定期連載だけどね(笑)
ドケチ彼氏について
記念すべき一人目の最低彼氏は、あたしが21歳の時に付き合っていた、3歳年上の人。
その当時のあたしはフリーター、ドケチ彼氏は大学院生だったわ。
ドケチ彼氏は品川の狭くて古い、汚いアパートに一人暮らししていたの。
母親と折り合いが悪いらしくて、仕送りはゼロ。
なんのために大学院まで行ったのか、そう言えば知らないけれども、彼は勉学の傍ら家庭教師のアルバイトをして生計を立てていたわ。
そんなわけだから、とにかくお金にはシビアだったのね。
デートの場所は・・・
デートはいつも彼のアパート。
昼でも夜でも、彼のアパートでお家デート。
そして、いつも家に招いてくるのに、彼の部屋には娯楽に関する物が一切なかった。
ゲームとかDVDプレーヤーとか、何もない。
遊びに行っても、スーパーとかコンビニで買い出しして、一緒にご飯を食べながら、テレビを観るだけ。
しかも、彼はすごく真面目な人で、お笑いとかバラエティ番組とか、一切観ないのよ。
ニュース番組を観ながら、北朝鮮や世界情勢について語り出し、全然ムードなんかないのに、その流れでキスしようとしてきて、意味が分からなかったわ。
ていうか、あたし・・なんでこの人と付き合っていたんだろう?
ネットで知り合ったんだっけ?
別れを決意した、ある事件とは?
さすがに退屈になってきたあたしが、何度目かのお家デートで、
「次は2人でお出かけしたい」
↑こうおねだりしたのね。
まあ、ごく当たり前の欲求じゃない?
来る日も来る日も、北朝鮮について語られてもさ。
でさ、あたしのおねだりに対し、彼はなんて言ったと思う?
彼の返事は・・
「うん、いいよ。だけど、そのお金は誰が出すの?」
・・・・はっ?
あたし、あまりの返しに絶句したわ。
別に「奢れ」とは言ってないけど、何?この人は自分の交通費なり飲食費なりも、自分で出す気ないの?
その時は適当に笑っておいたけど、家に帰ってからメールで別れを告げてやったわ!
そしたら、
「俺と別れて本当にいいの?後で会いたいって言われても、俺、一度別れた相手とは会わないって決めてるから無理だよ?」
またしても「はっ?」よ!!
話はつまんないわ、ドケチだわ、それなのに自分の事をどんだけいい男だと思っているのよっっ!?
もう「呆れて物が言えない」とは、この事よね。
なんか疑問形のメールだったけど、もちろん返信はしなかったわ。
お前みたいなドケチでつまんねえ男に、未練なんか残るかっっ
ドケチ彼氏の後日談
実は、このドケチ彼氏とは、5年後ぐらいに再会したの。
それも偶然に。
彼はしっかり勉強していた甲斐あって、国家公務員になっていたわ。
ただ、相変わらずドケチみたいで、収入の割には身なりがちょっとね・・
全身ユ○クロだったわ。
それに、ストレスが原因なのか遺伝なのか、30歳前なのに頭のてっぺんがかなり薄くなっていて、年齢よりもだいぶ老けていた。
あんな最悪な思い出しかないと、気持ちが再燃することはもちろんなく、連絡先も交換せずに別れたわ。
一人目の思い出整理終わり
考えてみたら、あたしの初彼氏ってこの人だったのよね。
なんか、全然甘い思い出がないわ。
初めての彼氏がこの人じゃなかったら、あたし、恋愛にもっと前向きだったかも・・
やっぱ、付き合う人はじっくり選ばないとね。