ドラマ版「殺人鬼フジコの衝動」が面白くて一気観したわ(ネタバレなし)

フジコ

先週の木曜日に放送していた「アウト×デラックス」で、作家の真梨幸子さんが出演していて、あたしこの方の存在を初めて知ったのね。

真梨幸子

なんでも、読後に嫌な気持ちになるミステリー「イヤミス」の常連さんらしくって、たぶん、あたしの好きなタイプの作家さんだろうな、と。

早速、図書館に本を借りに行ってみようと思っていたんだけど、なんと映像化している作品もいくつかあるんだそうな。

その中でも、代表作となった「殺人鬼フジコの衝動」が尾野真千子でドラマ化しているらしいので、近所のTSUTAYAで借りてきたわよ。

これがもう観始めたら止まんなくて、1日で全3巻で6話を一気に観ちゃったわ!

というわけで、今日は衝撃が止まないうちに、感想をまとめてみちゃうわ。

ドラマ「フジコ」のざっくりしたあらすじ

主人公の藤子は11歳の時、自分以外の家族を惨殺された。
学校から帰宅するとそこは血の海で、両親と妹が殺されており無残にも遺体は解体されていた・・
藤子自身も犯人に首を斬り付けられるが、家族の中で唯一生き残る。

生き延びた藤子は母の妹である茂子の元へ引き取られ、事件のことは忘れて平穏に生きて行こうとするが、クラスで起こったある出来事がきっかけで、同級生を殺めてしまう。

小学生でありながら「バレなければいい」という考えの元、初めて人を殺めた藤子。
この第一の殺人をきっかけに、藤子は大人になって逮捕されるまで、何人もの人間を殺める事になる。

そんなわけで、殺人鬼フジコの生涯をひたすら追っていくわけだけど、私怨から行きずりまでとにかく様々な殺人を犯しているので、ざっくりまとめるのも難しい感じだわ。

フジコ

フジコは殺した相手をバラバラどころか、粉々にしてしまう・・

物語が始まった時点で、フジコは死刑囚として20年近く服役しており、フジコの生涯を本にするために記者が事実確認に面会に来る・・といった感じで、フジコの生涯を振り返るわけなのね。

実はフジコには2人の娘がいて、この記者は娘のうちの1人なんだけど、素性は隠しているって設定なわけさ。

原作の小説ではもっと違う設定らしいんだけどね、ドラマの方もうまくまとまっていたのではないかしら?

あたしが感じたドラマ「フジコ」の見所

主演の尾野真千子の演技もさる事ながら、フジコの過去や娘役を演じた子役たちも印象深い。

フジコから執拗な虐待を受けていた娘「上原早季子」の子供時代を演じた、川島鈴遥ちゃん。

川島鈴遥

こんなに美少女なのに、ドラマの中では不細工という設定。
母から執拗に暴力を受け、学校では給食費が払えない事をネタに同級生の男子からいじめられ、そんな閉塞感たっぷりの毎日の中でも健気にも妹の面倒を一生懸命に見るお姉ちゃんでした・・

どんなにフジコから暴力を受けても、母親の愛情を乞う早季子。
登場するのは序盤だけだったけど、この子の演技は目を見張るものがあったわね。

そして、もう一人注目したいのが、フジコの中学生から二十歳までを演じた小野花梨ちゃん。

小野花梨

尾野真千子の子供時代をこの子が・・?
って思うのだけど、フジコは若くして結婚した夫の心無い言葉をきっかけに、二十歳の時に美容整形しているの。

つまり、フジコが美しくなる前のエピソードで、新たな業を背負う重要な過程の部分を演じていたのよね。

フジコ

フジコは16歳で好きな相手と結婚し、娘を出産するが・・

この子がまた演技が上手なのよ!
10代の少女ながらも見え隠れするフジコの狂気・・それを見事に演じていたわ。

一度は幸福を手にした・・と思っていた幼いフジコ。
でも、夢に描いた暮らしとはほど遠く、生活はどんどん困窮していき、仕舞いにフジコはゲームで「リセット」するかの如く、思い通りにならないものを始末していく。

フジコの中で何かが変わっていく過程を、小野花梨ちゃんが丁寧に演じておりました。
台詞回しも表情も上手だったし、これからが楽しみな女優さんね!

実際にいた殺人犯のドキュメントみたいな「フジコ」

物語はフジコの幼少期から警察に逮捕されるまでを、記者と一緒に追体験していくわけだけど、実際にいる猟奇殺人犯の人生をドラマで観ているみたいな気持ちになったわ。

フジコ

記者でありながら、実の娘でもある美也子

奇跡体験アンビリバボーとか金スマみたいな番組で、事実を元に再現ドラマを作るでしょ?
あれを観ているみたいに、フジコはフィクションのお話なのに、現実世界で起こった事件かのような気持ちになる。

人を簡単に殺めるフジコ・・
そんな人間の気持ちなんて理解できるはずないけど、タガが外れてしまった人間を尾野真千子が見事に演じていたわね。

フジコの狂気は、実はある人物がトリガーになっていて、その人物がフジコを業から解放しないようにしているのだけど、ある種の母親から子への呪詛のようだったわ。

フジコ

フジコは自分の娘にも呪詛を・・

最近流行りの毒親みたいなね。

母と娘の結び付きって、言葉では表せないものがあるよね。

一体なんなのだろう?

ちょっと追究してみたいわね。

「フジコ」を観るなら、メンタルが安定している時にね。

というわけで、今回は尾野真千子主演のドラマ「フジコ」を紹介しました。

フジコ

アラフィフの割には、ちょっと若すぎたかな?

殺人シーンは多めだけど、そんなにグロい感じでなかったと思う。
ただ、R18指定みたいだね、このドラマ。

気持ちが暗い時に観ると、この世界観に引き込まれてしまいそうなので、フジコを観る時はメンタルが安定している時がおすすめよ!

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