思考停止を誘う免罪符ワード

knerri61 / Pixabay

皆さん、今日もお疲れ様。
今日はけっこう忙しい1日だったわ。
疲れた・・

家からけっこう離れたドンキに自転車で買い物に行く時に、ふと「最近、忙しくて」って言葉について考えたの。

これを使う時ってさ、本当に忙しい時もあるけど、面倒くさい相手を上手く誤魔化す時にも使うよね。

あたしたち奥ゆかしい日本人は「忙しい」=「邪魔しちゃいけない」って遠慮があるから、このワードを言われるとつい許しちゃうけど、悪い人はそこにつけ込んでいるのよ。

例えば、愛がもう冷めてきてる彼氏とかさ・・・

今日は、日常生活の中で何気なく使っちゃう、もしくは使われちゃう「思考停止を誘う免罪符ワード」について考えてみますよ。

仕事が忙しい

これはね、もう定番だよね。
あたしもいろんな男に使われたわ。
男でも女でも、仕事はちゃんとしている人がいいけど、メールとかLINEの連絡を1つ寄越せないぐらい時間がない人って、さすがにいないよね?

例に出すのは不謹慎だけど、過労で自殺する人だってSNSに投稿してたりするでしょ(苦しい境遇の方、ごめんなさい)

この「仕事が忙しい」
あんまりざっくりとしてる時も怪しいけど、どんな内容なのか詳細に話してくるのも怪しいよね。
あーでこーで自分は忙しいって、すっごい細かく話されると、

「お前のつけ入る隙きなんてねぇよ」

って、予防線を張られているみたいな気持ちになるわ。

まあ、あたしがブスだからこういう経験が多いだけかも知れないけど。

今後のため・何かあった時のため

これは保険屋さんがよく使う手段。
実際、「何もなかった人」がたくさんいるから、保険のシステムが成り立つわけだけど、保険のCMって少数の「何かあった人」をインタビュー形式で出演させて、その後はなんかの統計情報を持ってきたりして、過度に不安を煽るじゃない?

保険に入ることは悪いことじゃないと思うけど、相手の口車に乗って言われるがままに加入するんじゃなくて、じっくり吟味してからの方がいいと思うの。
ていうか、吟味する習慣を付けて思考停止しないように頭を鍛えた方がいいと思う。

努力は必ず報われる

まず、努力することは否定しない。
しっかりと頑張れば、得られるものは必ずあるもの。
ただ、その「得られるもの」が、自分が努力して欲しがっているものかは別なのよ。

どう考えても適性がない・どうにもならない事は世の中にたくさんあって、挫折している人間はたっくさんいるの!
みんな、自分を冷静に客観的に見つめ直して、努力してきたけどやめる決意をするわけよね。

「努力は必ず報われる」を座右の銘にしてしまうと、この「自分を客観視」することから逃げてしまうと思う。
自分を見つめ直すのって、まっすぐ頑張っている時はけっこう怖いことなんだけど、立ち止まって新しい対策を練ったり、方向転換するのだって人生には必要よ。

こういうルールだから

何にでもルールを作りたがる人っているでしょ?
論理的に考えると効率が悪かったり、不条理や不公平が詰まっているルールだって、世の中にはたくさんあるのに、なんで作りたがるのかしら?

それは「楽」だからよね。

考えるのが億劫な人は「こういうルールだから仕方ないでしょ」で終わらせたいの。
それを盾に自分を正当化したいのね。
クラスに一人はこんな事を言って嫌われている女っていなかった?

ダメな組織ほど、この「ルール」に思考停止させられている人間がわんさかいるものよ。
今の時代、自分で考えないで生きていけるほど甘くないのにね。

免罪符ワードを使う人=目の前の問題を見たくない

結局、免罪符ワードを使いまくって生きている人って、面倒くさいことを考えるのが嫌なのよ。
今、目の前にある問題に取り組まないで、ダラダラとした「自分の安定」を維持したいのね。
それで人生を逃げ切れるならいいけど、よっぽど心の広い支援者でもいなきゃ無理だわ。
すっげぇ金持ちのお嬢にでも生まれて来なきゃできない人生よ、きっと。

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