相談相手は選択肢の分だけ用意すべき。

geralt / Pixabay

みんなは他人に相談ってする?
あたしは自分の事は自分で決めたい質なので、他人に相談しないの。
話した所で、他人が自分の問題を解決してくれることもないしね。
そんなに気持ちも楽にならないし。

よく「相談するのが好きな人は、自分の中でどうするか決まっている。自分が決めた選択肢が、他人から観ても正しいのか確認したいだけ」っていうよね。
そうするとさ、おのずと自分にとって都合の良い答えを出してくれそうな人に相談したくなるわけで、自分一人で考えて決めるのと結果は同じ気がする。

「離婚」で例えてみると・・

離婚を考えている専業主婦のAさんがいます。
原因は夫の浮気です。
一度は許してやり直すことに決めましたが、夫を信頼する事がどうしてもできません。
夫婦関係は冷めていく一方です。
このまま愛のない結婚生活を続けていくのなら、いっそ離婚して子供を連れて家を出て行きたいとも思います。
でも、結婚して子供を産んでからずっと働いていないし、再び社会に出てやっていけるのかも心配です。
自分一人で子供の生活を守っていけるでしょうか・・・

↑こんな状況の人が相談相手に選ぶのは、恐らく
「旦那と離婚して、働きながらシングルで子供を育てているお母さん」
だよね。

このお母さんは離婚するぐらい旦那の事を憎んでいたわけだから、絶対に離婚を薦めてくると思うのよね。
きっと「私も旦那と別れる前は不安だったけどさ、やってみればなんとかなるもんだよ!」って、勇気付けてくれるはず。

う~ん、でもこれじゃ欲しいアドバイスをくれそうな人を選んで、もらいに行っているだけだよね。

離婚って人生の一大事だし、今後の子供の生活にも関わるんだから、もっと慎重になった方がいいと思ふ。

ここはさ、選択肢のもう一つ「離婚を考えたけど、離婚しなかった」を選んだ人の話も聞いてみるべきじゃない?

信頼できない旦那と、どうして生活を続けられるのか?
絆は回復できるものなのか?

もしかしたら、時間の経過と共に変わるものがあって「離婚しなくて良かった」って思うエピソードを教えてくれるかも。

そんなわけで、相談相手は選択肢の分だけ用意した方がいいと思うの、あたしはね。
世の中には親身なふりをして、他人の不幸を面白がっているだけの人間もけっこういるから、自分の一大事をあんまベラベラ話すのもどうかと思うけど、信頼できる人だってたくさんいるはず。

決断をするのは自分だけど、他人からのアドバイスがないと決められないなら、相談相手は選択肢の分だけ用意していろんな意見を聞かないとね!

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