NHKで放送されていた、少女たちの家出や失踪の番組を観て

qimono / Pixabay

先日、NHKにて『若者の失踪』について特集された番組が放送されていたの。

特集されていたのは、中学生から二十歳前後の女の子たちの家出について。

今の子はスマホを使い、SNSを通じて見知らぬ男性と知り合って、その男性を頼って簡単に家出してしまうらしい。

そんな危険な出会いが簡単に成立するのかと思って、試しにTwitterで「家出」で検索してみたら、驚きの結果が表示されたわ。

最近の少女たちは、自分の画像を添えて『親と喧嘩して家出したから、誰か泊めて』って投稿しているの。
まるでそれが普通の事のように、そんな投稿がたくさん。

それに対して、家出した少女たちを募るような『家出した人、泊まる場所の相談に乗ります』みたいな投稿をしている怪しいアカウントもいっぱい。

最初に話したNHKの番組では、家出した少女たちはけっこう簡単に怪しいアカウントにコンタクトを取ってしまうらしく、犯罪に巻き込まれる事も少なくない・・

今の子供たちは、物心ついた時からネットがあって、顔を知らない相手と話すことに抵抗がないのね・・
それにしても、知らない男の家に泊めてもらうなんて、自衛の意識がなさすぎだけど(汗)

本当に親切な大人なら、そんなことしないわよ。
理解者のふりをしているだけ。

分かりやすく失踪したいって痕跡を残している子なら、まだ救いようがあるみたいで、悪い大人に利用される前に少女たちを救済するNPO法人もあるみたい。

でも、失踪する子の中にはなんの痕跡も残さず、突然と姿を消す子もいるみたい。

そういう子は、去年に神奈川県の座間で起きた事件みたいに、密に相手と連絡を取って、家出の手筈を整えているのかもね。

あたしも人生の中で、家族に黙って行方をくらませた事があるのだけど(それも何回も)
もう成人してたし資金もあったから、見知らぬ誰かの家に泊めてもらうなんて事はなかったのよね。

まあ、周りの人からしたら、突然いなくなるなんてすごい心配だろうけど、そうするしかできない時もあるのよ。

家出する女の子たちもさ、無知だし経済力もないし、だから頼らせてくれる人を探したくなるのは・・分からないでもない。
家と学校と、まだ小さい社会で生きているんだもんね、その狭さの中で居心地が悪いと感じるなら、逃げ出したくなる気持ちも分かる。

形は違えど、あたしは学校でいじめを受ける事が多かったので、いつも退学して逃げ出したいと思っていた。
でも、家は居心地が良かったので、安心できる場所はあったし、なんとかやり過ごすことができた。

家でも学校でも安心できなかったら、どうなっていたか分からないわ。

ただ、例え折り合いが悪かったとしても、無知な状態で親の保護から飛び出して、悪意があるかも知れない赤の他人に頼るのは違うと思う。

番組に出てきたNPO法人もそうだけど、話を聞きたいと思っている善意ある大人だってたくさんいる。

まずは、「本当に味方になってくれる大人」を頼ればいいと思うの。
親切なふりをしているだけの、本当は悪意ある大人じゃなくてね。

無知である故に、一生消えない心の傷を抱えたりしないよう、おばちゃんは祈っているよ。

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