電車の人身事故が起こった時に思うこと。

kalhh / Pixabay

通勤の何が憂鬱かって、やっぱ満員電車よね。
首都圏に住んでいる人なら、千葉や埼玉のベッドタウンから東京に出勤している人も多いと思うけど、あの混み具合はほんと異常。

身動きなんて取れないし、立っている位置が悪かったら、四方からギューギューに挟まれて窒息しそう。

朝の駅のホームに漂う、ピリピリした不機嫌な雰囲気も嫌なものだわ。

そんな淀んだ空気を更に重くするのが、電車遅延。

悪天候に混雑、線路に人が侵入とかいろいろあるけど、なんかげんなりするのが人身事故。

故意に電車と接触したのか、それとも事故なのか、詳細は分からないけど、あれってイライラするわよね。

出勤中なら仕事に遅刻するかも知れないから、職場に連絡しなくちゃいけない。
退社後なら早く家に帰って落ち着きたいのに、なんだか邪魔された気分。

事故に遭った人は大変な怪我をしているだろうし、もしかしたら死んでしまったかも・・
事故じゃなくて自殺なら、多くの人に迷惑が掛かるのが分からないぐらい、追い詰められて線路に飛び込んでしまったのかも・・

こういう風に、誰かが肉体的にも精神的にも深く傷ついているかも知れないのに、反射的にイラついてしまう自分がいる。

少し考えれば、悲しい出来事に巻き込まれているって理解できるのに、自分から少しの範囲でしか反応できない。

頭では解っているけれど、心がそれに相応しい反応をするかというと、そうじゃない。

そんな自分を知ってしまうと、そうそう綺麗事も言えなくなる。

毎日、あたしと一緒の電車に乗っている人たちは、人身事故が起きた時にどんなことを考えているんだろう?
実際にこんなことを質問したら、きっと変な目で見られるわね。

人間らしい心は、一体どんなものなのか?

なんか、考えても分からないことを考えてしまう最近なのです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

もしや・・シェアしてくれたり?

フォローする