予防線を張って、常に不幸な気持ちでいる必要はない。

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昨日と今日は、ありがたく二連休でした。
でも、二連休の後は、5連勤が待っていて、なんか連勤になるんなら、休みもまとめてくれなくて良かったかな?なんて考えちゃったり。

あたしは恵まれている?

自分なんて、連勤が続いても5日だけだし、残業だって月に10時間もないし、早朝から深夜まで働いて休日出勤もある人に比べたら、楽な環境よね。
まあ、その代わり、収入も少ないけどね。
世の中には、ブラック企業に足元を見られて、もっと劣悪な環境で働いている人もいるんだし、贅沢っちゃ贅沢なんだけど

自分よりも恵まれていない人がいる、大変な人がたくさんいる

って、あんまりモチベーションに繋がらないのよね、正直。

他の人がどうかは知らないけど、あたしは所詮、自分を取り巻く狭い範囲の世界ぐらいしか、気が回らないのよ。

辛いニュースに胸を痛めることは、もちろんあるわよ?
ただ、できるのは募金ぐらいで、ボランティアに参加しようとか、そんなに志が高い人間ではない。

と、ちょっと話が脱線したけどね、最近は仕事に行きたくない症候群が収まらなくてさ。

なんでこんなに行きたくないのかを考えてみても、理由は「現在」になかったの。

あたしはどうして不安?

職場環境も人間関係も不満はない、収入や待遇もアルバイトなら十分、じゃあ仕事内容はどうかって言うと、たまにクレーマーがいるぐらいで、嫌な事の方が少ない。
たまに嫌な事があっても、助けを求めればちゃんと上司や先輩がフォローしてくれるし、一人で抱え込んでボロボロになる必要はない。

なのに、あたしは不安な理由は・・・

予防線を張っているんだよね。

何事もなく平和な日々を送っている時こそ、たった一つの出来事がきっかけで、それまでの幸せが壊れてしまう。

そんなこと、みんなも経験ないかしら?

自分の幸せになんの疑問も抱いていない時が、一番危険な状態で、そういう隙がある時こそ、突然の不幸が忍び寄ってくる。

人が思ってもいない不幸に陥る時って、なんだってこんな感じだけどさ・・
自分の世界が、楽しい日々から落ち込んだ日々に変わってしまった時って、すごく辛いのよ。
「自分の何がいけなかったんだろう?」「どこで選択肢を誤ったんだろう?」って。

人生の中で、そんな経験が何回かあると、だんだん疑り深くなってくるよね。
何かあった時に深く傷つかないために、満足し切れていない部分を探しては、不幸を探すの。
そして、少し不幸な気持ちを維持して、常に予防線を張っている。

ああ、だよね。
そうだと思った。
でも、これぐらいなら予想していたから平気。

確かに、何か嫌な事があった時に傷は浅いかも知れないけど、これじゃ、ずっと心が痛いままなんだよ。
ずっと苦しさから解放されない。

予防線を張ることから、自分を解放したい

別に、こんな辛い生き方を選ばなくたって、自分に起こった出来事を、ただ静かに受け入れればいいだけなのにね。
何回も、苦しい経験をしたのなら、少しは慣れているでしょ?
だから、初めて強い心の痛みを憶えた時よりも、やり過ごし方だって知っているはず。
知識だって増えているもの。

なのに、そんな理屈抜きに、ただ「傷つくのは嫌」「また、自分が壊れてしまうのが怖い」って怯えて、予防線を張らずにはいられない。

苦しいのが嫌だから、ずっと苦しいままでいる。

矛盾しているよね。
これじゃ、何をしていたって、楽になれるはずがない。

もう、自分を守るために、自分を痛めつけるのは止めよう。
これじゃ生きているのが、本当に楽しくないから。

せっかく、仕事が休みの日も気分良くないしね。

働いていると、嫌な事はどうしても避けられないけど、うじうじ考えるのは止めて、帰り道にお酒でも飲みに行けばいいよ。
そんな時は、ほっとする場所で、ほっとする時間を自分へ。
これからは、傷つくことに備えるんじゃなくて、傷ついた時にどうするかを考えよう。

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