自分だけのささやかな喜び

ごきげんよう。

リアルでもネットでも、自慢話や承認欲求だだ漏れ。

毎日毎日、マウンティングばっかりでほんと疲れる世の中になったもんだわ。

昔から存在したものに、名前が付いて可視化しただけなのかも知れないけど・・

でも、疲れる。

そんなあたしが今、夢中になっているのって

自分だけのささやかな喜び

本当に大事だからこそ、誰にも教えない。

自分のためだけの宝石みたいな。

昔、あたしが好きな漫画家の志村志保子先生の短編であったのよ、こんな話。

そうそう、その短編のタイトルは『この庭で宝石』

男性に好かれることがステータスみたいな女が主人公でさ。

近所にね、仕事帰りによく行く弁当屋の店員(地味な女の子)が住んでるの。

その子の住まいは古いアパートで、弁当屋では店長にいびられていて、主人公にはさぞ惨めな女の子に見える。

でも、主人公は彼女の意外な一面を見てしまう・・・んだけど、この先はネタバレだから秘密ね。

でも、これこそが『自分だけのささやかな喜び』なの。

『喜び』よりも『悦び』って感じかも。

今って『他人から幸福に見られたい』って欲求が溢れているでしょ?

でも、幸せの基準が『自分』から『他人の評価』になっている時点で、もう幸せじゃないのよ。

そこには思いどおりのリアクションをもらえない時の不安や不満がつきまとうもの。

皆が皆、同じ事をして生きられないんだから、自分の喜びを他人に認めてもらう必要なんてないのよ。

承認欲求の底無し沼やマウンティング地獄から抜け出すには、自分だけの宝物を持つのが一番だわ。

あたしの幸せはあたしが決めるの。

責任を取るつもりのない他人の意見なんてどうでもいい。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

もしや・・シェアしてくれたり?

フォローする