「異質なもの」への理解

ふきげんよう。

世の中にはいろんな人がいるから、常に争いは絶えないし解り合えない・・
と、ニュースを見ているとよく思うの。

この前も、海外でトランスジェンダーの女性が見知らぬ男性から暴行を受けたって。

恐らく、犯人の男性が持つ差別意識から、理不尽に暴力を振るわれたのだと思う。

あたしも同じセクシャルマイノリティなので、このニュースには胸が痛んだし、恐怖も感じたわ。

そして「自分とは異なる部分があっても、同じ人間なのだ」とどうして分かってもらえないのかと憤りも感じた。

でもね、振り返ってみて、あたしもこの男性のように、異質なものを排除したいって願望があることに気付いたの。

あたしが嫌悪感を抱いているのが「ロリコン」

判断力も抵抗する力もない子供が性犯罪に巻き込まれるのって、本当に許せないでしょ?

特に日本はロリコン文化が根強いし、子供を性的なコンテンツとして扱うことに抵抗がない層も多そう。

もし身近にいる子供が性犯罪の被害に遭ったとしたら・・って考えただけでも、身の毛がよだつの。

それと同時に激しい憎悪も。

だからさ、ほんと嫌なのね、ロリコン。

排除できるなら、ほんとに排除したい。

・・・この排除したいって感情、トランスジェンダーの女性を暴行した男と、そんなに変わらないのかなって。

あたしの中にも無理解があって、強い攻撃性があって、加害者になることもあるのだと・・

昔、中村うさぎ先生がさ

特殊な性癖を持っていたとしても、実際に行動に移さなければいい

みたいな話をしていたの。

あたしが嫌いなロリコンで言うなら「恋愛対象が子供であっても、想うだけならいい」ってことよね。

確かに、相手を傷つけなければ、性癖は個人の自由だわ。

だから、異質なものにも、ある程度の理解が必要だと思い直したの。

お互いに「存在」することだけでも認め合えれば、最初に話した悲しい事件は起きないのかも知れないわ。

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