※注意
これは、あたしがレジのアルバイトをしていた「2000年代前半」に経験したことを元に書いています。
新型コロナウィルス感染防止に伴う、自粛生活の中で注目されていたのがスーパー。
アホなフェイクニュースのせいで買い占め騒動。
すべてのエンタメが休止されたため、スーパーへの買い物が息抜きに…
2019年の平成→令和になる10連休の時は、サービス業で働く人たちが恩恵を受けられなくて、そんな人々を「自業自得」と馬鹿にする人間が現れたのに、一年後には「スーパーで働いていただいてる人たちに感謝」みたいな、なんか変な日本語で称賛される始末。
これ、当事者は冷めた目線で見てただろうね。
あたしもさ、父が生きていた頃に「誰でもできる仕事」って馬鹿にされたことがあったけど、レジ打ちってそんなに楽な仕事じゃないわよ?
客が途切れない店なら、ずっと愛想を振りまきまくり。
息つく暇なんてないし、花粉症の時なんかさ、マスクの中で鼻水をだらだら垂らしながらレジ打ちしたことあるわ。
鼻をかむ暇すらない。
今はね、いろいろシステムが改善されたみたいだけどさ、金銭授受ね。
機械化されていない時は、手で数えて受け渡ししてたでしょ?
レジ締めの時に過不足が出た時なんかさ、始末書とか反省文を書かされるんだから。
しかも、忙しいスーパーなら、普段は品出ししてるような人がさ、レジ応援に金銭授受に入ったりするんだけど、その人が間違えている可能性だって大いにあるのに、自分のせいにされるのよ!
あとね、一番憂鬱なのが「横柄な客」
「研修中」って札を付けているだけで、レジを打つのがここだけ遅いだの、ゴリラみたいなババアが文句付けてきたりさ。
あと、明らかに疑いの目を向けてくる人ね。
自分が勘違いしているだけのくせに、「新人店員がミスした!」ってあらぬ疑いをかけてくる人とかいるの。
そして、仕事帰りの偉そうなサラリーマン。
会社で嫌な事でもあったのか、自分よりも立場の弱い店員に八つ当たりするような、ちっちゃい男がいるのよ~
半額のお惣菜を買ってるくせに…
品出しのアルバイトならさ、クソ客とのエンカウント率って低いのよ。
でも、レジは「お会計」という役割があるから、良客・普通客・クソ客問わず、すべての客がやってくるじゃない?
そして、どの客が自分のレジに並んでくるかは、もはやガチャと一緒。
わざわざ、イチャモンつけるために来るような、「ブラックリスト・クソ客」もいるしさ。
こんなさ「日常生活なら触ることのない、うんこ」のあしらいもしてるのよ、レジ係は。
誰でもできる仕事だなんて、馬鹿にするんじゃないわよ。
完璧にこなそうと思ったら、大変な仕事なんだからね!