「あんたなんか産まなきゃよかった」という言葉

marvelmozhko / Pixabay

みんな、金曜日の深夜に放送している「あいのり」は観ている?
あたしはテレビでチェックしているけど、ネットフリックスではもう配信終了しているみたいね。
ネトフリユーザーの人は、もう1stシーズンの結末を知っているのね・・

まあ、月々980円ぐらいだっけ?
安いから加入してもいいんだけど、あんまり動画を観ている時間もないんだもん。
おばさんって意外と忙しいのよね。

ところで、あいのりに話を戻しまして・・・

旅に参加している女性メンバーで、「アスカ」って子がいるのね。

この子が、2歳から18歳までの間を児童養護施設で過ごしたらしくて、両親と離れて暮らしていた理由が、「実母からの虐待」だったらしいの。
2歳の時に行政から強制的に保護されたっぽいので、本人は虐待の事実を憶えていないそう。
だけど、子供と引き離された後も母親はなかなか改心せずに、彼女を苦しめ続けたようなのね。

泥酔した状態で施設にいる彼女に電話を掛けてくることもしょっちゅうで、自分が原因で子供が児童養護施設に入っているのに、自分の傍にいないことをなじったりもしてたみたい。

ある日、また酒に酔った母親から電話が来て、

「あんたなんか産まなきゃよかった」

って、酷い言葉を吐いたらしい。

実母からのその言葉がきっかけで、彼女は自己肯定感が低くなってしまった。
その結果、自分を必要としてくれる男の人に愛を求めては、期待を裏切られての繰り返しで、あいのりの旅に参加したってわけね。
きっと、自分を変えたかったのでしょう。

この話を聞いた時、

うわぁ、酷い母親!!

って思うわよね。

あたしも「よくそんな酷い事を言えるな」って、今までなら思っていただろうけど・・

最近はそうでもなくて。

ほんの一瞬だけど、似たような事を思っちゃったんだよね。

新しい生活に慣れてなくて、精神的にも体力的にも余裕がなくて、そんな時に家族のことを負担に思っちゃって・・

〇〇がいなければ、もっと楽だったのに・・
1人だったら良かったのに・・

って。

そんなことを考えてしまった自分に驚いて、すぐに思い直したけれど、自分自身にぞっとしたわ。

自分もそうだからって、あんな酷い事を言う人を肯定できないけど、やっぱり人間って魔が差すんだよね。

それに悪いタイミングが重なってしまうと、思わぬ悲劇を生んでしまう。

これも一種のバタフライ効果なのかね?

言動には気を付けたいと思っているけど、ほんのきっかけで取り返しがつかない事態に陥るなんてこともあるし、人生ってほんと怖いわ・・

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