東京MXテレビの看板番組と言えば、そう「5時に夢中!」。
「言論の自由」をテーマに、個性的なコメンテーターが毎日大暴れよっ!
今が旬のマツコ・デラックスさんを、無名の時代に発掘した「5時に夢中!」。
名物プロデューサー・大川貴史氏の先見の明もかなりのものよね。
今回は一度観ると癖になってしまう、「5時に夢中!」の魅力について検証よ♪
「5時に夢中!」って、どんな番組?
知らない人のためにおさらいよ♪
「5時に夢中!」は、東京MXTVにて2005年4月から放送を開始した情報番組なの。
放送時間は平日の17時から1時間。
番組はワイドショースタイルで、その日の夕刊から気になる記事を抜粋して「夕刊ベスト8」としてランキング化。
ニュースについて、曜日毎に変わるコメンテーターがコメントしていくのね。
番組は「言論の自由」をテーマにしているので、民放のワイドショーと違い、かなり過激なコメントの時もあるわ(過激というか・・下品?)
「夕刊ベスト8」のニュースを更に深掘りする「追跡ベスト8」というコーナーがあって、こちらは先週放送分から気になるニュース一つ選んで、黒船特派員やスタッフが追跡するの。
この他に、曜日毎に違うコーナーもあるわよ。
「夕刊ベスト8」では、どんなニュースが取り上げられる?
「夕刊ベスト8」は、なぜかランキング上位にいくほど、珍ニュースが取り上げられているの。
「8位~4位」「別のコーナー」「3位~1位」と、区切っているんだけど、放送時間の関係上、8位~4位の方がコメントする時間を長く取れるみたい。
そのため、世間で話題になっているような主要なニュースは、下位にランキングされているのね。
1位はコメントする必要もないくらい、下らないニュースの時があるのよ。
なんていうか、もうオチに使われているわ・・・
「5時に夢中!」の出演者紹介
それではここで「5時に夢中!」の出演者を紹介するわね♪
番組MC(月~木曜日担当):ふかわりょう
月曜日から木曜日までのMCを務めるのは、芸人にDJにマルチに活躍するふかわりょうさん。
「5時に夢中!」のMCは、二世タレントが務めることが多かったのだけど、ふかわりょうさんがMCに抜擢されたことで、一旦その流れが止まったの。
そのため、番組ゲストに二世タレントが来てうまく馴染んでいると、取って代わられるのではないかと危機感があるようだわ・・!
芸人特有の間の取り方や、独特の切り返しで良いアクセントになっていると思う。
番組MC(金曜日担当):原田龍二
2017年4月から、金曜日のMCを務めることになったのは、俳優の原田龍二さん。
以前に「5時に夢中!」のゲストコメンテーターとして出演した時、かなり面白かったから、大川プロデューサーに注目されたに違いない(笑)
どんなMCになるか期待♪
番組アシスタント(月~木曜日担当):大橋未歩
「夕刊ベスト8」の記事を読み上げたり、VTRのナレーションをしたりするアシスタント。月曜日から木曜日は、テレビ東京の元アナウンサー・大橋未歩さんが担当しているわ。
局アナ時代を全然知らないんだけど、5時に夢中!に似つかわしくない上品な雰囲気の方よね!
でも、美しい発声でなんの躊躇もなく下ネタ満載の原稿を読み上げていて、やっぱり5時に夢中!に起用される素質を持っているみたいw
番組アシスタント(金曜日担当):ミッツ・マングローブ
金曜日のみ、オネエ界のインテリ派ミッツ・マングローブさんが担当しているわ。
アシスタント兼コメンテーターって感じで、記事を読み上げるだけじゃなく、ぐいぐい自分の意見も話す感じね。
セクシャルマイノリティのニュースに関しては、いつも熱く語っている印象よ。
いつも論理的な発言をするし、ミッツ・マングローブさんって、やっぱインテリジェンスに溢れているわね。
月曜コメンテーター
マツコ・デラックス
今や、テレビで観ない日はないマツコ・デラックスさん。
番組が開始された2005年から、ずっと「5時に夢中!」のコメンテーターを務めているの。
こちらでも切れ味のあるコメントは健在よ!
民放の番組よりも、もう少しマツコ・デラックスさんの「業」の部分が垣間見える気がするわ。
若林史江
現役の株式トレーダー。
あたしは「5時に夢中!」で知ったのだけど、2005年前後はカリスマ株式トレーダーとして、いろんなメディアで活躍していたのね。
いつもマツコ・デラックスさんに散々「ブス」だの「真性バカ」だの言われているけど、あっけらかんとしているわ。
アラフォー女性の過激な本音を夕方から披露しているけど、結婚&妊娠を機に、生まれてくる子供のためにキャラクターを修正中。
2017年3月からは、産休に入り5月の終わりには復帰したわ!
火曜コメンテーター
岩下尚史
「ハコちゃん」の愛称で親しまれている、伝統文化評論家の岩下尚史さん。
民放の情報番組でも活躍しているので、知っている人も多いわよね。
穏やかな口調で繰り出される毒舌は、癖になるわよ。
ゲストコメンテーターとして登場する「クリス松村さん」と仲良しなの。
ふかわりょうさんプロデュースで「更年期シスターズ」としてのデビューを目論んでいる様子よ!
北斗晶
もう一人のコメンテーターは北斗晶さんだったけど、病気療養から復帰してからは、レギュラーではなくゲスト扱いになっているわ。
ちなみに、北斗晶さんが病気療養中は夫の佐々木健介さんが代打を務めていました。
ハコちゃん縁のゲストコメンテーター
火曜日はハコちゃんこと岩下尚史さんと仲良しの方がゲストコメンテーターに来る事が多いの。
過去には黒田知永子さん、小島慶子さんなどが出演したわ。
水曜コメンテーター
美保純
「5時に夢中!」のコメンテーターには女優もいるのよ♪
美保純さんって、天然でかわいいわよね。
いつもいろいろなファッションに挑戦していて、話題になることも多いわよ。
前に「最後から二番目の恋」ってドラマの中で「バックスタイルビューティフルばばぁ」なんて言われていたわね。
50代半ばを過ぎているのに、スタイルいいわよね。
おおたわ史絵(隔週)
二人いる隔週レギュラーの一人は、内科医のおおたわ史絵先生。
おふざけからシリアスなコメントまで、自在にこなせるインテリ派。
美保純さんが脱線した時も、うまく軌道修正しているわ。
医療の知識を活かして、様々な観点から理論を展開していて、やっぱり「頭いいんだなぁ」って思う。
江原啓之(隔週)
もう一人の隔週レギュラーは、なんとスピリチュアリストの江原啓之さん。
「5時に夢中!」幅が広すぎるわね!
「お説教臭い事とか言うのかな?」って思っていたけど、意外と砕けた発言が多いわよ。
「江原啓之のハッピーライフのすすめ」っていう、視聴者からの悩みに答えるコーナーがあって、けっこう参考になるわよ。
木曜コメンテーター
岩井志麻子
ホラー作家であり、ヒョウ柄のオバちゃんでもある岩井志麻子先生。
「5時に夢中!」は木曜日が一番過激(下品とも言う)なんだけど、原因はやはり岩井志麻子先生だと思う。
日本テレビの「有吉反省会」に出演する時は、レディー・ガガの衣装のデザイナーが手掛けた、「ヒョウ柄の着ぐるみ」で出演しているのは知っている?
「5時に夢中!」の前に「有吉反省会」の収録があると、着ぐるみのままで「5時に夢中!」に出演するのよ。
そして、口にするのはちょっぴり恥ずかしい言葉を、必ず一回は発言することをノルマにしているんだけど、それは自分で「5時に夢中!」を観て、確かめてみてね♪
中瀬ゆかり
新潮社出版部部長でもあり、民放の情報番組でもコメンテーターを務める、中瀬ゆかりさん。
その豊富な知識と頭の回転の早さで、いつも切れ味のあるコメントを披露しているわ。
岩井志麻子先生につっこみを入れる役なんだけど、関西の人だけに絶妙なタイミングで、つっこみを入れるわよね。
月一コーナーの「エンタメ番付」では、中瀬ゆかりさん推薦のエンタメ作品(本や映画など)を紹介。
中瀬ゆかりさんがおすすめする作品はハズレがなくて、「出版界の第一線で活躍している人」って実感するわ。
金曜コメンテーター
中尾ミエ
なんと金曜日には、歌手の中尾ミエさんが登場。
いつまでも若くて素敵な中尾ミエさん。
お下品なニュースでも呆れることなく、コメントしているわ。
ただ、本業が忙しいので、レギュラーなのに出演を休みがちなの。
時には、休む原因になる舞台の宣伝を、番組内でしたりして、軽くひんしゅくを買うことも・・。
でも、そんなこと全然気にしていないみたいで、むしろ気持ちいいわ。
堀江貴文(月一)
月一コメンテーターでは、ホリエモンこと堀江貴文さんが出演。
いつも理路整然としていて、常に新しいビジネスに取り組んでいる辺り、成功する人って好奇心が旺盛で、頭の切り替えも早いのだと思う。
人とは違う視点でコメントをするので、ハッとさせられることもしばしば。
時代の寵児として扱われていた時よりも、だいぶ人柄も丸くなったわよ。
ゲストコメンテーター
堀江貴文さんは月一レギュラーなので、それ以外の日は様々なゲストが来るの。
過去には番組のファンだという理由で、俳優の三上博史さんが出演した事もあったわ。
その他、矢口真里さんや酒井法子さんなどの世間を騒がせた方を、ほとぼりが覚めてから呼んだりしている。
その流れでベッキーも出演しないか期待したけど、あの子は民放で復帰したわね、残念。
黒船特派員
各曜日には、外国人orハーフのアシスタントもいるの。
「追跡ベスト8」や番組の最後にある天気予報を担当しているわ。
なんで外国人を起用しているかと言うと、
「日本語が下手くそなら、失礼なことをしても怒られない」
という理由らしいわ。
でも、最近の黒船特派員は日本語が上手みたいよ。
月曜日:マリア・テレサ・ガウ
「ガウちゃん」の愛称で親しまれる、フィリピン人とスコットランド人のハーフ女性。
なんと日本語、英語、タガログ語を話せるトライリンガル。
歌と風船アートが得意なガウちゃん。
いつも崖っぷち感が漂っているわ。
火曜日:コーヘン会
コーヘンくんはイスラエル人と日本人のハーフで、イスラエルでは軍属の経験もあるのよ。
バスケットが得意で、イスラエルのU-16代表に選ばれた事も。
かわいいのにすごいマッチョ。
水曜日:小原ブラス
小原くんはロシア人。
一度、代打で黒船特派員として出演した時に、あまりにも評判が良かったので、2019年4月からレギュラーになりました。
日本語がとても流暢で、頭の回転も速いしそのうち人気になるかも。
水曜日の黒船特派員って、アレクサンダーとかアイクとか、みんなけっこう人気になるのよね。
木曜日:ジョナサン・シガー
ジョナサンは群馬県育ちのアメリカ人。
端正なルックスなのにアホだったり、アメリカ人なのに英語が話せなかったり、いろいろと残念・・・だと思っていたけど、実は英語は話せたのよねw
黒船特派員の中では一番古株で、十年以上「5時に夢中!」に出演しているわ。
金曜日:セスくん
先代の子供黒船特派員・ライアンくんが中学校への進学に伴い、番組を卒業することに。
その後任に選ばれたのがセスくん。
アメリカ人とのハーフで、今からとってもイケメン。
サッカー少年らしいし、この子、大きくなったらモテるね、きっと。
「5時に夢中!」にハマる理由
民放の夕方のニュース番組って、どれも似たような感じよね?
結局、その日あったニュースを焼き直しているだけだから、ちょっと退屈な時もある。
「つまんないなぁ」って、テレビのチャンネルを変えて、ザッピングしている時にたどり着くのが「5時に夢中!」なのよ。
視聴者参加型企画が面白い
夕方の情報番組とは思えない話題が多くて衝撃的だけど、個性的なコメンテーターが言いたい放題している様が笑いを誘う。
そして、「5時に夢中!」を盛り上げる視聴者の存在も、欠かせない。
「5時に夢中!」では、毎日「視聴者参加型」のアンケート企画があるの。リアルタイムで楽しんでいる視聴者は、アンケートに参加できるわけね。
視聴者からアンケートについてのメッセージもあって、そのチョイスも笑えるのばっかり。
「5時に夢中!」の視聴者は、無職や水商売など社会的マイノリティの人たちが多いと言われているけど、そのペンネームから内容まで、ラジオ番組のハガキ職人みたいに凝ったものばかりよ。
出演者を身近に感じる
何度か言っているように、番組のテーマは「言論の自由」。
そのため番組自体がかなりラフな雰囲気で、出演者のみんなが民放の番組に出ている時よりも楽しそう。
その雰囲気が伝わってきて、なんかリラックスできるのよね。
コメンテーターが何か面白い事を言うと、名物プロデューサー・大川貴史氏の豪快な笑い声が聞こえてきて、それも番組を盛り上げているわ。
みんなも是非「5時に夢中!」を楽しんで♪
「5時に夢中!」を観ると、世の中にはいろんなニュースがあって、いろんな人が生きているんだなぁって分かる。
「自分は自分でいいんじゃない?」って思えるわよ、きっと。