ごきげん一青窈
男ってどうしてこうも過去の栄光にしがみつくのか・・
そう言えば、前にこんな記事を書いたこともあったわ。
最近、また過去の「すごかった俺」にしがみついている男の人に出会って、それはまあ
昔、俺はもっと大きい組織を回していた
昔は年収が1000万あった
だのを話しているのね。
ていうか、そんな話は少しも振っていないのに、会話の中にいきなりねじ込んでくるのよ。
「すごーい」
ってリアクションしてあげると、やっぱ得意気な顔をするのよね。
現在の自分が褒められているわけじゃないのに。
こういう自分が輝いていた時代にすがっている男って、大体が現在を疎かにしている人ばっかり。
酒に溺れていたり、今やるべき仕事をちゃんとこなさなかったり、何かにつけて言い訳が多い。
どうして、あたしってこんな男にばっかり出会うんだろう・・?
考えていたら、ふと答えを思い付いたの。
それは、あたしが「ダメンズウォーカーだから」とかじゃなく
非正規雇用
これに尽きるんじゃないかしら?
あたしも旬な会社で働いていたことがあって、収入も生活も心にも余裕があった時がってさ・・あ、そこも非正規雇用だったんだけどね(^^;
でも、今よりもはだいぶお手当が良かった時期があったの。
それで、そういう高い水準から、仕事も収入も変わって低い水準に落とさなくちゃいけなくなった時、生きるモチベーションがすっごい下がったのよ。
その時は、あたしも過去の栄光にすがっていたわ。
いじけていたのよね。
その後、さらに堕ちる所まで堕ちたから、現在の状況でも幸せを感じられるようになったけど。
話を戻してさ、あたしが出会う「過去の栄光にすがって今を見ていない男の人」って、ほとんどが高収入から手取り20万も怪しい、不安定な非正規雇用に転職しちゃった人たちなのよね。
女の人ってさ、男よりも切り替えが早いじゃない?
状況が変われば、今の状況でどう満足するか、けっこう工夫するのが上手。
でも、男の人って一度失敗したら、なかなか立ち直れないのよね。
男の縦社会で生きるプライドかなんかかしら?
それが理解できたら、あたしはそういう男の人たちに母性的・・・
にはならず、この男は今を見ていないから、何を言っても無駄だって諦めることにしたわ。
あたしが支える義理もないしね。
やっぱ、友達でも恋人でも、付き合うなら「今」を見ている人がいいわ。
そうじゃなきゃ、楽しくないものね。