これも冤罪ってやつかしらね・・

ふきげんよう。

先日、某レンタル店で漫画を六冊借りたのね。

一週間かけて読もうと思って、まだ家にあるんだけどさ。
今日の夕方、お店から変な電話がかかってきたの。

「お客様が返却された漫画の中に、当店の商品でないものが混ざっています」

店員さんが言うにはさ、あたしが返却した漫画の中に、登録のない商品が混ざっているって言うのよ。

でもさ、あたしはまだレンタル中で返却なんてしてないの。

まったく意味が分からない。

その旨を伝えるも

「ご家族の方が代わりに返却されていませんか?」

って謎の返答。

いや、まだ家に全部あるんだけど・・

もっと詳しく話を聞いてみると、六冊ある中の一冊だけが返却されていて、でもあたしが借りた漫画と違う漫画が返却されていたと。

それでいて、あたしがその漫画をお金を払わずに持ち出したんじゃないか?ってさらに訳の分からないことを言ってくるの。

明らかに変な話じゃない?

しかも、相手は自分が正しいと思い込んでいる口調なのよね。
なんか慇懃無礼な態度。

まあでもさ、もしかしたらあたしが借りた漫画の中に、ほかの漫画が混じっていて、思わぬ手違いがってこともあるじゃない。

だから、レンタル中の漫画を全部確認してみたけど、伝票どおりでおかしなことはないのよ。

でもね、ふと漫画を見て気付いたことがあったの。

漫画にビニールのカバーが掛かっていて、一つずつ番号を振ったシールが貼られている。

もしかしたら、このシールの番号から、何か分かるんじゃないか。

というわけで、問題の一冊の番号を伝えてみたの。

そしたらさ、店員がすぐに謝ってきてね・・

どうやら、一つの番号を二つの漫画に重複して登録していたらしいの。

そのせいでデータとお店での状況が擦り合わなかったみたい。

完全に店舗側の人為的ミスじゃん、これ。

ていうか、あたしのせいにしないで、しっかり調べれば原因が分かったんじゃないかしら?

絶対、頭悪いバイトが勝手に判断したんだと思う。

というわけで、あたしの指摘でこの一件は秒で片付いたわけ。

まあさ、自分にかけられた疑いを閃きで解決したってことで、あたしも気持ち良く電話を切ったのだけどね・・

後で思い返したら、けっこう腹が立ってきて、ブログに書いてみたわけですよ。

蒸し返したいんならさ、公式HPからクレームを出すこともできたのだけど、なんか意地悪な顔になっちゃう気がして。

たとえ顔はブスでも、少しでもかわいい女でいたいのよ。

友達は「バイトだけでミスを握り潰して、社員に報告しないつもりよ、きっと!クレーム出したほうがいいわよ!」って言ってくれたけど、性善説を信じてみようと思うわ。

今回はね。

ほら、あたしって世界名作劇場を観て育ったし。

フランダースの犬のネロも小公女セーラも、他人のミスは寛大に許すと思う。

「罪と赦し」に関しては「私のアンネット」もいいわね。
あれは長い長い心の旅よ。

というわけで、思わぬ冤罪を被せられたわ。

文章にしてみたら、ちょっと落ち着いた。

ブログ一回分のネタが稼げたことだし、良しとするわ。

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