ふきげんよう。
子供の頃は自分が「おじさん、おばさん世代」になることなんて想像もできなかったけど、気が付けば中年ど真ん中世代。
いろんな人が「顔や体は老けていっても、意外と心は若い時のままだよ」って言ってたけど、これはほんと。
うまく言えないけど、何かを考えている時の「心の声」ってあるでしょ?
あれは若い頃とそんなに変わってないと思うの。
賢さの年齢と心の年齢
歳を取ったからって、心まで老けていかないのよ。
経験を重ねることで賢くなって、大人の振る舞いができようになったり、対応力が上がる。
それが「年相応の大人」と呼ばれる基準で、「賢さ」と「心の若さ」は別物よね。
良くも悪くもギャップになる要素で、「キュン」もあれば「がっかり」もあるわよ。
意外と強くなってる
あたしみたいな年相応の大人になれないモラトリアムババアでも、世間に揉まれていくうちに、いつの間にか大人っぽい能力を身に着けていたりもする。
履歴書が汚いとか、どっかの転職サイトとか掲示板が言うマイナス要素も、いろんな業務の飲み込みが速くなって意外と実用的。
さんざん悩んでいるブス・美人問題も、似た痛みを持っている人とは深く理解し合えて、面白い友達ができた(恋人はできない)
要領が悪かったり、他人になめられて騙された挙句に利用されたり、深い心の傷もある。
でも、どんなに苦しくても生き続けてきたことは、気が付けば糧になってる。
それが例え、なにをすればいいのか分からず、やり過ごすだけであってもね。
怖くても勝てなくても、経験が無駄にならないのはほんと。
知らない間に心は厚くなって、傷ついてもすぐに割れなくなる。
そして、リカバリーも早くなるわ。
あたしが死ぬその時まで、心はどれくらい成長するのだろう。