今回のタイトル、なかなか悲壮感が漂ってない?
あたしの現状を簡単にまとめてみたら、こんな感じになったのだけど似たような人ってけっこう多いのかね?
少し前に、あたしと同世代からちょっと上ぐらいの人に、就職が難しくてたくさん引きこもりがいるなんて報道もあったわ。
でも、日本の就職支援って、若い子を対象にしたものしかなくない?
日本の考え方っていつまで経っても「若いことが善」だよね。
アイドルの低年齢化も然り。
昔から「チャイドル」なんて、かわいい子役の女の子を祀り上げる風潮があったけど、あの子たちって自分たちをアイドルとは自称してなかったじゃない?
でも、この前ラジオを聞いていたら、小学校5年生ぐらいの子がアイドルユニットに所属していて、しっかりと自分をアイドルと自称していたわ。
いい大人が自分の子供世代に熱を上げるって、正直ちょっと異常だとあたしは思うんだけど、日本のロリコン文化を商業にする大人にも問題があるんだよね。
・・・・って、すっごい話が脱線したんだけど、まあ日本は「若さに価値があって、年を取るほどに株価が下がる」って事を言いたかったの。
仕事だろうが恋愛だろうがさ。
あたしは「価値がない層」に入っているそうで、ちゃんとした仕事している人からは「人生オワコン」って勝手に同情されているんだけど、そんなオワコンのあたしの人生を軽く振り返りつつ、現状をお伝えするわね。
目次
フリーター生活
勉強も好きじゃないし、やりたいこともなかったあたしは、世間の不景気&就職難ムードに乗って、高校卒業後にフリーターへ。
若い頃って「アルバイトしながらやりたいことを探す」って、適当に言えちゃうのよね。
実際、「やりたいこと」ってあんま見つからないんだけど(汗)
20歳前後だったらフリーターになっても、お金を貯めて大学なり専門学校なりに入学する手もあるし、選択肢は広いよね。
あたしはそんなやる気なかったけど。
23歳ぐらいまでいろんなアルバイトしたなぁ。
薬局、100円ショップ、スーパー、物流センター、サービス業のバイトが多かった。
頑張っていると「社員にならない?」って誘われたりするけど、あたし、人と接する仕事って本当は嫌いだったのよね・・
仕事だから感じの良い店員さんを演じて頑張っていたけど、この世で一番嫌いな生き物って「お客様」だわ。
いろんな人がいるもんね、特に歳を取っている人ね。
あたしは店員さんには感じ良く振る舞うようにしてる。
自分が嫌な思いをしたから、偉そうなお客さんになりたくないのよね。
契約社員・派遣社員生活
サービス業の仕事は基本シフト制でしょ?
あたしは休みなんて何曜日でも良かったんだけど、わがままな人っているんだよね。
シフト作成も担当してたから、そういう「注文が多いのに働きが悪い人たち」にいつも振り回されて、うんざりしていたわ。
だから、みんな同じタイミングでお休みするオフィス系の仕事がしたくなったのよ。
そこで、バイトしながらPCスクールに通って、基本的なスキルを習得。
それでも、実務経験がないと正社員の就職って難しいんだよね。
正規雇用は諦めて契約社員とか派遣社員みたいに、もっと就職しやすい雇用形態に妥協したわ。
やっぱ、無収入はきついしさ。
コールセンター、通信系、IT系、ここでもけっこういろんな仕事をしたわ。
コールセンターは苦情ばっかだし、お客様たちが偉そうでストレス溜まるし、1年も続けなかったけど、その代わりに電話応対は得意になったわね。
その後に働いた会社でも大いに役に立ったわ。
IT系の仕事はSNSの走りだった会社にたまたま就職できたおかげで、契約社員でもちょっとだけいい思いしたわよ。
IT系って、在庫を抱えるわけじゃないからロスが出ないのかね?
会社が良い状態の時って、すっごい羽振りが良かったわよ。
お給料も良かったしさ。
でも、残業は多いし、頭の回転が悪いとどんどん置いて行かれるし辞めちゃったけどね。
30代半ばで転職に失敗して、うつ病生活
他の記事で詳しく書いたけど、最後のチャンスと思って挑んだ転職に失敗して、うつ病になったのよ。
その流れで仕事も辞めちゃった。
仕事に「死ぬか生きるか」まで追い詰められちゃったらね、もう逃げちゃって良くない?
・・って、今なら軽い感じに言えるけど、あの当時は本当に辛かったなぁ。
元気になったからこそ、だよね。
あたしはうつ病になった時に「薬を飲み続けながら働く」っていう選択肢を取ることがどうしてもできなかったけど、世の中には堪えながら働いている人もたくさんいるはず。
仕事を辞めた結果、うつ病はすぐに良くなったけど、薬を飲み続けながら働いていたら、身体的にもっと深刻な状態になっていたかも・・
アラフォーに差し掛かって、転職歴は多いのに大したスキルもないし、まさかの無職に
「仕事にうつ病になるまでで追い詰められた」・・まあ、正しくは上司のパワハラだったけどさ、この経験はあたしの中で「働き方改革」を起こしたよね。
今、こんなに「人手不足」って騒いでいるのに、その割には生活が苦しい人が減っていないのよ。
どうせ、「人手不足」の対象って若い人だけなんでしょ?
それでさ、そこに外れた人にはブラック企業ぐらいしか門戸が開いていない気がする。
話を戻して、うつ病が良くなってからあたしがどうしたかと言うと、昔からかじってた株式投資を本格的に学ぶことを決意。
株で出した利益を元手にデイトレードを始めてみたけど、これがまあ半年以上やっても上達しなかったわ。
毎日レポートを付けていたけど、利益が出せた日があまりにも少なすぎて、ありゃヤバかったわ。
中期投資ぐらいの時間軸にしたら少しマシになったのだけど、元手が少ないし、無収入なのにリスクを大きく取るのが嫌だったから、食べて行くのにはちょっとね。
そこで、クラウドワーキングでちまちま働くことにしたのよ。
簡単なライティングから始めて、いろんなキュレーションサイトのライターもやって、それがきっかけで自分でもこのブログを立ち上げたの。
今はライターは辞めて、キュレーションサイト内で違う仕事をしているけど、真面目に頑張っていたらリーダーにしてもらえたわよ。
お手当も良くなったわ。
管理者になっちゃうと、家で働いていても自由がなくなってくるけどね・・
こんな生き方もあるよ
あたしは実家暮らしで、立派な父親のおかげで家もまあまあ裕福な方だったからさ、持ち物は多かったかも。
おかげで、お勤め時代にはしっかり貯蓄できたしね(無駄遣いもあんましないけど)
こんな不安定な仕事でもやっていけるのは、境遇もあるよね。
もっと厳しい状況の人はたくさんいるしさ。
あたしの人生は先が見えなそうだけど、変化することに柔軟だったら、なんとかやっていけそうじゃない?
今はスピード感がある時代だからさ、波に乗れるように頑張ってみるわ。
「人生詰んだ・・」って思い悩んでいる人がいたら、生きていれば意外とどうにかなるから、一緒に頑張ろーね。