あたしには「子育て真っ最中」の友達が多い。
そりゃアラフォーだから結婚&出産ルートを選んだ子は、当たり前の人生プランよね。
つい最近、「あたし、おかあさんだから」ってすっごい炎上していたけど、あの歌詞みたいな母親もいれば、そうじゃない母親もいて、いろんな母親がいるわ。
確かに、炎上しちゃった理由も理解できるかも・・
ちなみに、米米CLUBの石井竜也は「歌詞の中に『母親』と『女』が混在しているのが原因じゃないか?」っ5時に夢中!で言ってた。
確かに、あの歌詞だと『女だった頃の自分は諦めて、現在は母親感』があったもんね。
・・・ていうか、今日はこの炎上騒動の話をしたいんじゃなくてさ・・
あたしの友達に、完璧主義のすっごいきっちりした母親がいるのね。
食生活・衛生・お昼寝の時間とか生活リズムなど、とにかくスケジュールやマニュアルに沿って、きっちりこなしているの。
時々、ちょっと過保護じゃないかなぁって思ったりもするけど・・
悪く言うと、ちょっと神経質で融通が利かない感じなのね。
そんな彼女だから、おおらかなお母さん(悪く言うとズボラ)とは意見が合わないみたい。
彼女は独身時代から自己主張が強いタイプだったので、あたしは争わないようにしてるんだけど、最近できたママ友はそれを知らない。
それで、そのママ友も我が強いタイプだと、意見が合わなくて言い合いになるんだろうね。
会わない人とは無理に付き合わなければいいし、そんな話を聞いていると「適当に流しておけばいいのに」って思うけど、学級委員タイプだから言わずにはいられないのかも。
まあでもさ、この『過敏』になる感覚、あたしも分からなくはない。
去年から犬を飼い始めたけど、この子はあたしにとって自分が生んだ子供も同然。
健康や衛生にはかなり注意を払っているし、コストが安く済んでも添加物たっぷりのドックフードやおやつなんて、絶対に与えたくない。
自分は安価で添加物まみれの食品を食べていても気にならないのに、我が子には健康を害する食品は一切与えたくないのよね。
遊ばせるおもちゃ一つにしても、かなり調査してから買うし、一緒に外出する時は「ながらスマホ」しているような不注意な人間が近くにいないか、かなり神経を尖らせている。
あら・・・あたしもけっこう過保護になっているわ。
男の人はどうか分からないけど、女性は母性が芽生えるのと同時に『自分よりも大切』って想いも芽生えるのではないかと思うの。
「子供を守らなければ!」って、無意識に脳に組み込まれている感じ。
だからと言って「この感情=自己犠牲」ではないのよ。
守ることはいつも一緒にいる事とは違うもの。
離れるからこそ、細心の注意を払えるのも母性の成せる業な気がする。
自分よりも大切に思える存在ができるってすごく幸福。
でも、失う不安も同時に発生するんだよね。
自分も母親になってみて、過敏だったり過保護だったりするお母さんの気持ちが、ちょっとは理解できるようになったあたしなのでした。