無職(就活中)の時の思い出と気持ち。

Concord90 / Pixabay

某大手無料ブログにあたしのアカウントがあって、今はもう全然更新していないんだけど、その時に仲良くなったブロガーさんが何人かいるから、閲覧だけはしているのね。

どんな繋がりかと言うと、みんな「就職難民」的な感じなの。

就職氷河期の煽りをもろに喰らった世代で、今になってもジプシーみたいな感じ。
地方にお住いで求人が少ない方もいらっしゃるけど・・

2年前のあたしはちょうど転職活動をしている時期で、もう少しでパワハラの被害&うつ病のきっかけになった会社の面接を受ける頃だわ。

いやぁ、自分を止めてあげたい。

人事担当の社員さんたちはいい人だったけど、現場にいる上司は最悪だよ?
ていうかこの会社、今でも【アットホームな雰囲気です】【初心者でも先輩が丁寧に仕事を教えてくれます】を売りに求人広告出してるわ。
いつになったら人の出入りが落ち着くんだか・・

先輩がいい人でも会社を牛耳っている上司があれじゃ、人は定着しないだろうね。
あのパワハラくそ上司、自分が気に食わない社員には「辞職勧告」してたし・・それも独断で。

パワハラ体験が鮮烈すぎて、他の記憶が霞んじゃったけど、最近は少し思い出してきたんだよね。

真面目に転職活動していた頃

リクナビ・マイナビ・@type・en・はたらいく・・・
ハローワークで紹介される企業に悪い思い出しかないあたしは、もっぱらネットの転職サイトを使って就活してたな。

個人的にはマイナビが使いやすくて好きだったかも。

でも、パワハラ企業を見つけたのは、たまたまアクセスしたタウンワークだったな(笑)
ごめんね、タウンワーク。
悪いのはあの上司で、タウンワークではない。

正社員で仕事を探すとなると、

書類選考→1次面接→2次面接(最終面接)

大体がこのステップだよね?

結果が出るまでに1ヶ月は掛かるのよね。
だから、最終面接まで行ったのに、

「選考の結果」

って件名のメールが届いていると、めちゃくちゃ凹むの。
このタイトルって「不採用通知」の定番だもんね。

そして、本文もテンプレートを貼り付けただけの『お祈りメール』が・・

企業研究だの自己PRだの、全ての労力が一瞬で無駄になる。

まあ、書類選考でお祈りされまくるから、慣れちゃうんだけどね。

無職の時の気持ち

やむを得ずじゃなくて、自主的に「転職しよう!」って行動する時は、それなりに希望や理想があるわよね。
あたしもそうだったわけで、理想の自分に近づくための第一歩を踏み出したかったのよ。

「自分らしさ」と「社会常識」との妥協点を探して、「やりたいこと」を探す。

本当に「やりたいこと」を仕事にしている人なんて少ないわよね?
みんな、こんなもんだと思う。

「きっといつか・・」って先延ばしにしてきた事を、実現する時が来たって気合もたっぷりだったけど、今思うといろいろ空回りしていたな。

始めの方は希望でいっぱいだけど「書類選考すら通らない、面接まで進んでも不採用」が続くと、焦りが出てくるのよね。
そして、焦りがネガティブな感情を生み出して、就活関連の情報に過敏になるの。

職務経歴書がとにかく嫌いだった

例えばさ、「ビズリーチ」って転職サイト・・だよね、あれ?
とにかくビズリーチのCMだけどさ、あたし、転職活動していた時、すごく苦手だったわ。

面接官の「どうせ大した人材は来ないんでしょ?」って失礼なセリフよりも、

「実務経験豊富・スキル豊富の選ばれた人材が揃っています!」

みたいな、「選ばれた人しか登録できません」って空気。

あたしみたいに大した実績もないしスキルもない人にとっては、

昨今の「実務経験」「スキル」「実績」を職務経歴書に詳しく書いてね!

って、すごくプレッシャー。

だって、書けるような事がないんだもん。

転職サイトのお手本を参考にしてみても、なんかしっかりとしたスキルがあるサンプルばっかりなの。

だからさ・・・実績もスキルもないんだってば。

でも、真面目に働いてきたんだけどな。

誰かが輝いて見えるのは気のせい・・だと思うけど

仕事がなかなか決まらなくても生活は続くわけで・・
外出して、楽しそうに働いている人たちを見掛けると、なんだかすごく輝いて見えるのよね。

最高に落ち込んでいる時は、コンビニでダラダラ働いている高校生すら、あたしよりも価値があるように見える(笑)

そもそも、人間の優劣とか価値・無価値とかを考えるのがおかしいんだけど、無職の時の「自分って無価値感」は深刻だわよ。

無職を打ちのめす、さらに凹む出来事

たくさんの転職サイトに登録して、カレンダーに求人情報の更新曜日をメモ。
ある日、いつも通りに求人情報をチェックしていたら月初めに不採用にされた会社を発見!

面接官が「多数の応募があって、選考にかなり時間が掛かっているんです」って言っていて、その時の募集で定員が埋まるのかと思ったら、また募集している・・・
確か、10人採用する予定だったんだよね。

でも、また募集しているという事は、あたしを含め、その時に応募してきた人はピンと来ない人材ばかりだったのか・・

なんだか虚しい気分で画面をスクロールすると・・

!!

なんと、次の求人は先週に落とされたばかりの会社!!

うわぁぁぁぁぁぁぁ!
自分を不採用にした会社が、2社連続で求人情報を載せているという奇跡・・

この会社に至っては、未経験のあたしと経験者の他の応募者とで天秤に掛けていたらしくて、あたしは不採用だったからもう片方の人が採用されたと思っていたんだけど、同じ職種を募集している・・

じゃあ、二人とも落とされたんだ・・

ていうか、2社とも【急募】で求人を出していたのに、全然そうじゃないじゃん・・

そして「未経験者歓迎」でもないじゃん・・・経験者も落とすぐらいのくせに。

若年層への支援ばかりで、中年層は支援してくれない日本

今、中年層の無職やニートが問題になっていますが、日本の就職支援システムって「見込みのある若年層が対象」ばっかりなのよね。
なんかもう、「中年過ぎたら物覚えも悪いし、仕事を仕込んでも無駄」って、暗に言われているみたい。

ある程度、年齢を重ねていたら即戦力として期待されるんです。
↑転職サイトでよく見かけるテンプレ。

でも、これって・・

中途採用で未経験者なんてありえません。
武器のないあなたは社会に不要です。
市場価値がないので、自分でなんとかして下さい。
うちじゃ要りません。
ましてや、あなた若くないですしね。

って裏のメッセージが隠されているのよ、きっと。

恐るべしっ!日本のロリコン文化は就活にも影響するみたいよ?

さて、あたしはこれからどうするかね?
同胞のためにも、道を切り拓かないといけないわ。

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