つ・・・・疲れた・・・
今、仕事の研修中だけど、憶えることがとにかくたくさんあって、もう脳みそが着いて行かない。
こんな状態だからこそ、体のコンディションは整えたいのに、神経が昂ってよく眠れないの。
ほんと困っちゃうわ。
今日は脳の処理能力がとにかく落ちていたみたいで、とんちんかんな受け答えばっかりしてしまった。
こういう時って、ほんと打ちのめされる。
同期がたくさんいるのって心強いんだけど、自分だけできなかった時のダメージも大きくなるのよね。
帰り道に一人きりになって、やっと落ち込んだ顔ができたような。
やっぱり、あたしは一人がほっとするのよね。
そんな時は心を落ち着かせる曲を聴いて、トボトボ歩いて帰るのがいいと思うの。
今日なんて、冷たい雨のせいで五月とは思えない寒さだったもんね。
余計に不幸な気持ちになるわ。
虚しさとか寂しさとか、なんだか自分が寄る辺ない存在に思える時にね、聴きたくなる曲があるの。
それが、城之内ミサの『家路』って曲。
この曲は「渡る世間は鬼ばかり」ではない、ピン子のドラマとしてお馴染みの『女子刑務所東三号棟シリーズ』の主題歌だったの。
えっ?
知らないかしらね、泉ピン子の女子刑務所のドラマ。
もう10年近く放送してないか。
90年代の半ばぐらいから2010年ぐらいまでの間、1年に1回ぐらいのペースで、TBS月曜日の2時間ドラマ枠で放送してたのよ。
去年の秋に放送していた『監獄のお姫様』ってドラマでは『ピン子のドラマと違うって思ったでしょ?』って台詞があったのよね。
あのシリーズでのピン子は、殺人を犯して女子刑務所に服役していることがほとんどなので、家族から勘当されてたりして悲惨なのよ。
同じ部屋の女たちも荒んでいてね・・・
まあ、お決まりのパターンではあるんだけど、けっこう楽しみにしてたのよね。
ほいで、『家路』って曲の話に戻すけど、シリーズ名が『女子刑務所東三号棟』に変わってからは、ずっと主題歌に使われていたのよ。
その前は確か『女囚~塀の中の女たち~』だった気がするけど、その時も城之内ミサの違う曲が使われていたわ。
でも、あたしは『家路』のなんとも言えない寂しさが好きだわ。
そんなに有名な曲ではないので、残念ながら配信はされていないようなのだけど、視聴できるサイトがあるわよ。
9曲目ね。
全体的に切ない曲調なのだけど、2番以降の歌詞は希望が感じられるの。
刑務所を出所した後の女たちの人生は厳しそうだけど、どうか希望があって欲しいよね。
落ち込んだ気分の時にこの曲を聴くと、あたしは自然と涙が出てくるのだけど、最近話題になっている涙活にもいいんじゃないかしらね?
『疲れた』『落ち込んだ』ってネガティブな感情も、素直に受け止めてあげた方が、きっと回復も早いはず。
明日からも頑張ろうっと。