ごきげんよう。
ブログの出だしの挨拶って悩むわ。
執筆してる時と公開する時って、必ずしも同じタイミングじゃないしさ。
最近は朝に通勤の電車の中で書いてることが多いわ。
もう、朝の儀式になってる。
そうそう、朝の儀式と言えばさ、NHKの朝ドラ。
あれも見始めると、毎日気になっちゃうよね。
朝ドラはヒロインの人生を、娘時代からババアになるまでを通して描くことが多いけど、価値観が昭和じゃない?
だから『女の人生は結婚し男を支え、子を産み家庭を守る』みたいな、呪いのテンプレートに沿ってるわよね。
そんなヒロインの人生に必ず訪れるイベントが『妊娠』
待望の赤ちゃん・・・!!!
みたいな感じで、親戚一同、大喜びするじゃん?
旦那さんなんか
『本当に・・本当にぼくの子供ができたのか?でかした!でかしたぞ、○○(ヒロインの名前)』
↑こんなリアクションするわよね。
これって、昔の人は男女共に
『大人になれば、結婚して子供を持つのが常識』
きっと、こう考えていたんだろうね。
まあ、いつの時代にも、あたしみたいなはぐれものはいたと思うけど、そういう人たちの声は、きっとまだ小さかったでしょう。
確かに、赤ちゃんができることは嬉しいと思うけど、なんだかあのリアクションが現代には不自然な気がしてさ。
これから成長する希望がある時代と、どんどん先細りになっていくことが予想できる時代と、生まれてくるタイミングで人生の難易度が変わるじゃないの。
それを考えると、今の時代で『でかした!』って、手放しで喜べなくない?
あたしが社会的にも性的にもマイノリティだから、そう思うだけかしら?
なんだか『幸福な家庭のテンプレート』を見せられる度にモヤモヤするのよね。
ちなみに、同じ朝ドラでも高畑充希主演の『とと姉ちゃん』では、ヒロインは最後まで子供を持たなかったわ。
そういえば、小池百合子も子供いないよね。
昭和のテンプレートの中で生きてきた人でも、それに沿わなかった人もいるんだわ。
この人たちは、どんな考えを持っているんだろう。
・・なんか、結婚しないし子を持たない人生の話になっちゃったわ。