10代の頃に欲しかったもの

昨日の雪が嘘だったかのように、今日は綺麗な青空だね。
これから友達と女子会があるから、天気が回復してくれてほんと嬉しいわ。

この前、なんとなくTwitterを眺めていたらさ

「大人になっても執着するのは、10代の頃に一番欲しかったもの」

みたいな投稿を見掛けたのね。

電車の中だったんだけど、思わずはっとしちゃったわ。

あたしの場合はさ、「美しさ」と「友達」

小学生から高校生まで、ずっと肥満児だったから、いろんな人から「デブ」って言われたり「ブサイク」って言われたりしたのよね。

勉強も苦手だったし、内気な性格だったし、もちろんスクールカーストでは一番下位。

そんなあたしと友達になりたい子なんて、ほとんどいなかったから、学校ではいつも一人ぼっちだったのよ。

大人になってからダイエットに成功して、それが自信になってオシャレにも目覚めて、性格もだいぶ社交的になった。

10代の頃よりは、大人になってからのほうが友達が増えたし、今はほんと幸せだと思う。

なんせ、一番楽しいとされる学生時代の全てが黒歴史なわけだし・・ね。

でもさ、あの時に欲しいものが手に入っても、「美しさ」や「友達」に対する執着が止むことはない。

顔がブスなのは分かっているけど、スキンケアとか体型維持とか、努力でどうにかなる部分はこだわりたい。
妥協して、どんどん汚くなっていくのなんて嫌。

彼氏を作って休日を一緒に過ごすよりも、気の置けない友達と飲みに行くほうがいい。
もちろん、そこから新しい友達が増えるのも楽しい。

子供時代に感じていた寂しさや悔しさを再燃させたくない。

そのために、あたしは毎日もっと綺麗になるにはどうしたらいいか悩んだり、たまにめんどくさいと思いながらも、みんなに声をかけて遊ぶプランを立てているのかも。

もし、あたしが一般的な子供みたいに、楽しい学生時代を過ごしていたのなら、今と違う大人になっていたかも知れないのね。

想像もできないけれど・・

あたしが親になることは絶対にないけれど、自分の人生で関わる子供たちには、なるべく同じ思いをしてほしくないなぁ。

欲しいおもちゃが買えなかったぐらいの、可愛い執着でいい。

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