ふきげんよう。
この前、バラいろダンディを観ていたら、ミッツ・マングローブさんが言っていたのだけれどね
LGBTを男性でも女性でもない第三の性
と扱ってくる人がいるわけよ。
ほいでさ、よくある「男性の気持ちも女性の気持ちも両方とも分かるんでしょ?」とかの
なんか一見理解しているように聞こえるんだけど、よく分からないものをカテゴライズして納得したつもりで終わらせている
この感じって分かる?
あたし、前にも話したことがあるかも知れないけど「男の気持ち」なんてまったく理解できないの。
どちらかというと女性目線に近いだけで、「女の気持ち」だって理解できているかどうか微妙。
それよか、性別が同じならそんな傾向があるぐらいで、男女問わず他人の気持ちなんて分からないわよねぇ。
そもそもLGBTってカテゴライズしなくても「容姿や性格と一緒で人の数だけ多様性がある」ってだけでよくない?
とか言いながら、あたしも自分を紹介する時は「オネエ系」って分かりやすいカテゴリーに当てはめちゃうけどさ。
だけどね、もし多様性についてもっと自然に受け入れられる世界だったら、分かりやすさにこだわる必要だってなかったはず。
自分自身をカテゴライズしちゃうと、どうしてもテンプレートに縛られることになるでしょ。
究極、犯罪レベルの性癖とかじゃなければ、みんな伸び伸びと自由に生きればいいんじゃないかしら。
「結婚が、少子化が・・」って騒ぐ人もいそうだけど、窮屈さのない国なら命を生み出すことについても、新しい考えが生まれてきそう。
必ずしも恋愛・結婚・セックスを経なくても子供って作れるじゃない。
「愛」がどうのこうのって言うけど、夫婦の間に生まれる愛だけが素晴らしいものじゃないでしょう?
「パートナー」や「家族」が、恋愛や結婚の延長以外でも成り立つものにすればいいのに。
そしたら、もっと楽しいと思わない?
みんなが自分らしく生きられる社会なら、くそつまんないマウンティングもなくなるわよ。
どこにも分類されなくていい、もっと面白い世界で生きたい。