ふきげんよう。
この前、シンエヴァンゲリオンが放映されて
「ああ、エヴァの劇場版が完結するまで死ねないって思ってたけど、観られて良かったわ…」
ってしみじみしたのね。
他にも「これを見届けるまで死ねない」って思っているものがあって、
「ガラスの仮面」はあたしが生きている間って感じよりも、作者の美内すずえ先生が生きている間に完結させてもらわないとって感じよね。
それと、矢沢あい先生の「NANA」
あたしの青春ですよ。
2000年代前半、あの漫画に影響された若者はたくさんいたんじゃないかしら?
あたし、青山のヴィヴィアンウエストウッドまで買い物に行ったの覚えてるもん。
それで、帰りの電車賃が足りなくなって、東京から家まで歩いて帰ろうとしたの。
そして、道に迷った挙句に足を捻挫して、交番でお金を借りて帰ったわ(後日、ちゃんと返しに行きました)
それほどまでにあたしを夢中にさせた「NANA」
作者の矢沢あい先生が病気療養のため、ずっと休載しているのよね。
今でも連載誌だった「Cookie」を買い続けている…気が付けば40歳。
あの頃も今でも共通して話題になるのが、主人公の一人である「ハチ(小松奈々だっけ?」のシンデレラストーリー。
彼氏を追いかけて東京に出てきて、なんの目標もなくチャラチャラした毎日を送っているだけなのに、コネを駆使して今をときめくビックミュージシャンの彼女の座に。
そして、「妊娠→結婚」でアガリ!
昨今の韓国ドラマの設定よりも棚ぼたで幸福をつかむこの感じ、多くの女をヤキモキさせたに違いない。
「なんで、あの何も考えてない馬鹿な女が…」
「顔はかわいいけど十人並みだし…」
それに比べてもう一人の主人公であるナナは、けっこうな不幸に見舞われるわけですが…
果たして、矢沢あい先生はNANAを完結させてくれるのかしら…
ていうか、また読みたくなってきちゃったわ、NANA…