ふきげんよう。
「独身」「氷河期世代」「低収入」「非正規雇用」と、日本の暗部の塊みたいなあたしだけど、まあ今日は自分の話はやめて…
氷河期が終わった後も、日本は何回か買い手市場と売り手市場を繰り返して、今は売り手市場って言われているわよね。
「売り手市場」って言葉を聞く度に、ブラック企業の採用ですら喜んでいた時代と比較して、なんか損した気分になるのよ。
「あたしももっと後に生まれてくれば良かった」って、考えても不毛なんだけどさ。
まあ、やりたいことにこだわった結果が現在だから、自分に納得はしているわ・・・って、自分の話になってしまった。
「売り手市場」なんて言うからさ、現在の若者は新卒で企業に入社できるんだろうなって思っていたの。
実際、就職にあぶれることは少ないんだよね？
でもね、あたしの周りに非正規雇用の若者がいっぱいいるの。
この子たち、世代的に売り手市場のはず…
最近のニュースを見ていると、新卒採用された子たちの離職率って、なんとなく高そうだけど、もしやあたしの周りの子たちもその口。
ていうか、もしかしたら‥‥
社畜になって一生懸命働いても、国単位で未来が明るくないし、だったら仕事もほどほどにプライベートを大事にしたい
みたいな思考？
確かに、今の日本ってあたしが若い頃よりも、いろんな問題が浮き彫りになってる気がする。
あたしたちみたいな昭和脳がうっすら残る世代は、正社員でお勤めできれば人生なんとかなるって思いがちだったけど、今の若者はそうでもなさそうよね。
そうか…
うらやましいと思っていたけど、意外とそうでもないんだ。
って、勝手に納得してしまった。
それにしても、日本に限らず、世界ってどこへ向かっているんだろう。
人類の歴史も、もうすぐ終わりだったりして。