ふきげんよう。
今まで「あたし、なんでブスに生まれてきたんだろう?」「ブスに生まれて来なければ、こんなに傷つくこともなかったのに…」って、ブスに生まれてきたことを呪っていた。
どう考えても自分より悪い人間なのに、顔が綺麗なだけで何をやっても許される女に出会って、その理不尽さや不公平に心がボロボロになった日もあった(主に男関係)
でもさ、気が付いたことがあってね。
あたし、ブスに生まれてきた故に、いろんなことを考えるようになったの。
もし、あたしが美人で男からちやほやされる人生だったら、自分で考えて行動しなくても男がやってくれるから、どんどん馬鹿になったと思う。
だけど、世間(特に男)はブスに優しくないから、ブスは自分のことは自分でやらなきゃいけないじゃない?
苦境に立たされることはしょっちゅうだったけど、分からないなりに調べたり、とりあえず行動してみたり、チャレンジを繰り返すことで、あたし、子供の時よりも器用な人間になったと思うの。
そして、新しい知識を得る毎に「もっといろんなことを知りたい」とも思うようになった。
これって、とても良いことじゃない?
まだまだ成長していけるってことだもの。
もし、あたしが美人なら、この冒険心は生まれてなかったかも。
これまで「一人の男からも愛されない、美しくない自分」を受け入れられなかったけど…
少し視点を変えたら、自分を認めることができたよ。
自己肯定感ってこういうことなんじゃないかしら。
あたし、まだまだ成長していきたい。