ふきげんよう。
この前、毎日楽しみに聴いているニッポン放送の「テレフォン人生相談」を聴いていた時のこと。
相談者は高齢の女性でね、相談の内容は彼女の娘の事。
彼女は娘を手塩にかけて育てて大学も出したけど、娘は就職せずに風俗で働いている。
そして、稼いだお金はホストクラブにつぎ込んでいるんだそう。
なぜ、手塩にかけて育てた娘が一般企業に就職せず、風俗嬢になってしまったのか?
↑相談者の母親はそれを嘆いて人生相談に電話をかけてきたわけ。
でさ、相談員の先生が回答でね
「風俗で自分の体を売って、稼いだお金を自分のためではなくホストに貢ぐのは、自尊心がないからだ」
みたいなことを言っていたの。
なんかさ、相談者の娘をさも「足りなくて可哀想な人間」てな感じに言うのね。
でもさ、あたしはピンとこなかったの。
風俗で働くことは自尊心のないことかしら?
ホストに貢ぐのは自尊心のないことかしら?
反対に「自尊心がある」ってどういうことなの?
学費を風俗で働くことで稼いでいたら、自尊心があるとかそういうこと?
自分が成長するために、稼いだお金を使えばいいの??
自分が好きでしている仕事で稼いだお金を、好きなように使って何が悪いのだろう?
これって、自分の意志を尊重した結果だよね。
なんか、しっくりこない回だったな。
この放送を聴いて、人によってものの考え方の尺度ってやっぱ違うし、あたしはよく知らない「先生」に相談することは、きっとしないって思ったわ。