ふきげんよう。
あたしが夏からの不調をずっと引きずったままなのに、季節は冬支度を始めたわね。
あたしは相変わらず、気持ちのアップダウンが激しくて、楽しく過ごした翌日には重たい抑うつ感に襲われたりして、なんかもう自分が分かんない。
何もする気が起きなくて、横になりながら鬱病についてネットで調べてたの。
そしたら、こんな記事をみつけてね。
小林エリコさんって方のインタビューなんだけど、この人もあたしと同じロスジェネ世代でさ、大変な思いをしたって。
自分と近い境遇の人の言葉を読んで、なんだかすごく納得しちゃってさ。
今まで、自分がなかなか幸せになれないのは、
「自分に悪いところがあるのではないか?」
って考えていたの。
でも、「本当にそうだったのかな?」「私は最善を尽くしたんじゃないかな?」って。
「私は、悪くなかったんじゃないか」
彼女の記事を読んで、こう思い直すきっかけになったのね。
あたしが自分自身に「あなたは悪くない」って言ってあげることで、「生きているいたたまれなさ」から解放されたんだと思う。
ずっと苦しかったから。
だからもう、過ぎた事にこだわるのはよそう。
整理できなくてもいいし、他人を許さなくてもいい。
でも、もう思い出さないことにするの。
そして、未来も前も見なくていい。
ただ、「今、自分がなにを感じているか」を見つめようと思う。