ふきげんよう。
フェミニズムがどうとかジェンダーロールの押し付けがどうとか、昔は世間があまり取り上げなかったことが話題になってるわね。
これについてはあたしも賛成なんだけど、いくら主張し合ったからってすぐに変われるかって言うと、また別の話なんだけどさ。
特にさ、女のほうが共感力が強い分、きめ細かいことにも気付くじゃない?
あたしさ、男上司ばっかりの会社が二社ほど続いているんだけどさ・・・
男の人ってまあ気が利かないのよ。
まずさ、事務室とか休憩室とか共有部分が汚くても掃除しない。
いや、これはみんなで綺麗にすべきだけど、そもそも管理をしようとしない。
こうなると、職場の「清潔好きの有志」がボランティアで掃除することになる。
いやね、男上司に限らず女上司でも「清潔」に関心ない人はいるけどね。
ただ、やっぱり男のほうが圧倒的に意識が低い人が多い。
で、次に驚いたのがロッカーが足りない。
この個人情報にセンシティブな現代において、ロッカーが足りないから鞄を剥き出しで置くって・・・
その他にはロッカー共用もあったわ。
普通サイズの大きくないロッカーに、二人分の荷物って・・・入らないわよ。
しかも、そこってアウターを掛けるハンガーもなくて、ロッカーに服も入れなきゃいけないのに。
だけど、男の人ってそういうことを報告しても、さほど重要に捉えてないから対策を考えてくれなかったりするの。
「スペース的な都合で・・・」みたいに理屈で分からせて終わらせちゃうの。
工夫しないのよね。
まあ、上司なんて生き物は残業過多の社畜ばっかだから、仕事以外のことまで手が回らないのよ。
実はこういう小さな事から不満って溜まっていくものだし、見逃さないほうがいいんだけどね。
環境って大事よ。
こんな日常のちょっとした引っ掛かりもさ、何十年後かの人類は男女関係ない問題になっているのかしら。
「男の人って」「女の人って」という言葉がもうなくなるの。
もし、死後の世界があるなら浮遊霊になって、変わってゆく世界を眺め続けたいものだわ。