自分にも与えられると思っていたのに、得られなかったもの

ふきげんよう。

暑い暑いと言いながらも八月も下旬。
ここ何年か残暑が厳しいのだけど、九月の半ばには秋らしくなるかしらね。
今年の初めには、きっとこの時期にはコロナも落ち着くと思っていたのに、ここに来て感染が爆発しててびっくりだけど。

コロナで自由が減ったし人にも会えないから、どうしても一人時間が増えるでしょ?

まあ、あたしは元から一人が好きだから苦ではないけど、ついつい考え込んでしまうことも増えるというかさ。

あたし、もう40歳。

子供の頃、その年齢になる時はちゃんとした大人になっていると思っていた。

・安定した仕事と生活に困らない収入
・一緒に歩むパートナー

昭和生まれで直接の恩恵は受けていないながらも「バブルの好景気」の頃の価値観を知るあたしは、自分も周りの大人みたいになれると思ってた。

でも、いざ大人になると就職氷河期だの非正規雇用だの、社会は今まで知らなかった悪い方向へ舵を切り出した。

おまけに自分がセクシャルマイノリティであることにも気づいて、さらに知らない場所へ行く。

子供の頃、自分も手にできると思っていた未来が一つも手に入らない。

特別、欲しかったわけじゃないけれど、まさかここまで何も得られないとはね。

そもそも、子供の頃にいじめを受けて、大人への土台を作る「子供の社会」ですら脱落したんだもの、驚くことじゃないのだけれどさ。

ただ、もうちょっとね、人生を前向きに歩んでいけるほどの満足さが欲しかったかな。

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