母になる第6話のあらすじと感想「麻子の犯した罪に同情できるのか?」

母になる

前回の終わり方はいろいろ不穏だったわね。
ナウ先輩の広への想いが伝わって、柏崎家の3人は親子としての絆を取り戻せそうだったのに、麻子が「経理の人」として、しれっとやってきた!

しかも、急いで駆け付けた琴音ちゃんから、麻子には殺人の前科があることを知らされる。
同じ時に、広には麻子が起こした事件について、質の悪そうなジャーナリストが接触してきた。

今回は、いよいよ麻子が服役した理由が、詳しく明かされるのね・・

そうそう、前回に登場したナウ先輩のお母さん
すっごい見たことあると思ってたら、昔ICONIQやってた坊主頭の人だったのね。

ICONIQ

美人で話題になったけど、あんまり売れなかったよね、懐かしい。

麻子が殺人を犯した理由とは?

麻子は二年前、自分にしつこく言い寄ってきた男を刺殺したらしい。
麻子への好意をこじらせて、だんだんエスカレートしていく男の様子に広の身を案じ、麻子は殺人を犯した。

「母親だから、それは当然のこと」

こんな態度の麻子。
監禁されていた子供を勝手に連れ去って育ててみたり、今度は子供のために人を殺めたり、麻子はちょっとネジが外れているみたいね。

事件の時、広は既に施設に預けられていたから、麻子が起こした事件については一切知らないみたい。

例の手紙を書いた時は、罪を犯した前と後、どっちだったのかしら・・?

何故、広が誘拐された子供だったと発覚したのか?

ナウ先輩が広を心配して木野に渡したあの手紙に書かれていた「新しいお母さん」
このフレーズに引っ掛かった木野が服役中の麻子に探りを入れた。

明らかに様子がおかしい麻子。
母子手帳は紛失しているし、広が赤ちゃんの頃の事を詳しく話せない。

さらに木野は麻子の事件を担当した国選弁護士に話を聞きに行く。

麻子は内縁の夫の暴力から逃げるため、広の出生届を出さなかったと言う。
そのため、広は戸籍がない。
施設に預ける際、広と自分が母子である照明になるものも、広が大きくなってからの写真しかない。

木野に問い詰められ、ついに麻子は広が自分の子供ではないと白状。
産んだのは自分ではないが、育てたのは自分、だから私は母親・・

麻子は虐待された子供を救ったと思い込んでいる。
不審に思った木野は、麻子が広と暮らし始めたのと同時期に行方不明になった子供がいないか、新聞を調査。

そして、広が柏崎家の誘拐された子供だと気付いたわけだね。

本当の両親が見つかって、麻子は広と接触する権利を奪われる。
それでも、密に連絡を取っている所を木野に発見され、咎める木野を前に発狂。

やっぱり・・だいぶ情緒不安定みたいね。

麻子が罪を犯すまでの話

木野と麻子は面会を続け、少しずつ麻子の態度も打ち解けてきたみたい。

母になる

麻子は自分の身の上話を始めた。
麻子の母は故人で、娘を支配するような母親だったらしく、麻子の心の闇はどうやらそれが原因らしい。

母の教育のおかげで学歴も就職も申し分ない女性だった麻子。
昔はキャリアウーマンだったみたい。

OL時代は、恋人に蔑ろにされていたようだけど、依存心が強すぎて重く思われていたとか?

病気のお母さんに恋人を紹介したいみたいだけど、この男、会社の役員の娘と麻子を二股かけてたみたい。
その上、麻子は子供まで妊娠している・・中絶の経験も過去に2回あって、最後の妊娠のチャンス。
なのに、あっさり捨てられた麻子。

しかも母からは結婚や出産のプレッシャーをかけられて、どんどん追い詰められていく。

麻子は会社を辞めて、一人で子供を産む決心をしたみたい。
安いアパートに引っ越し、仕事も変えて、心機一転したけど・・・
アパートの階段を踏み外して、赤ちゃんを流産してしまった・・

ついてない・・

母の結婚や出産を追い詰める言葉が脳裏に浮かび、絶望する麻子。
でも、会社には出社。
そんな中、会社の上司らしき男性から仕事のミスの濡れ衣を着せられて、思わずヒステリーを起こす麻子。

その態度に「子供を産んでいないから、包容力がない」なんて陰口を叩かれる。
同性の同僚たちからも、「早く子供を産んだ方がいいわよ」なんて、女同士のセクハラを受けて、余計に追い詰められていく。

そんな時、監禁されていた広に出会ったんだね。

保護した広は純粋な愛情を麻子に与えてくれる。
体調を崩していた麻子を、子供ながらに必死に看病しようとする広。
そんな姿に、久しぶりに笑顔になれた麻子。

う~ん、麻子は可哀想な境遇だけどさ、だからと言って広を連れ去っていい理由にはならないと思うよね。
なんか、無理に同情させようとしているというか・・

麻子の決意、結衣の決意

さて、幼い広。
なんで結衣の事を覚えていなかったのか?

どうやら、広は結衣がどこにもいなくなったと思っていたらしい。
それを、麻子は置き去りにされた子供と勘違いしたわけね。

一度は警察に届けようと思った麻子。
でも、そんな折、広が熱を出してしまった。
麻子に「ママ」と甘える広。
結衣にしていたように、添い寝するママの耳たぶを握る。
そんな様子に麻子は母性が芽生えたのね・・

ほぼ同時に麻子の母が危篤との連絡が来た。
母の元へ駆け付けるため、近所の交番に広を置き去りにする麻子。
この時、交番に警官が入れば、広は柏崎家に帰れたのに・・

気になって交番へ戻ってしまう麻子。
広は交番からいなくなっていた。

きっと、麻子を探しに行ったんだね。

広の姿を発見し、思わず抱きしめる麻子。
この時、広の「母になる」ことを決断する。

これが全ての経緯だった。

木野から真相を聞かされた結衣は、何か思うところがある模様。
麻子を柏崎オートで雇うと決めたらしい。

でも、その前に麻子と話し合うことにした。
同じ母なら分かり合えるのではないかと・・

全ては広のため。
凛とした態度の結衣。

麻子と分かり合うことはできるのかしら?
なんか不穏な空気が流れているけど・・

・・・ていうか、今さらだけど麻子のOL時代の恋人、AmazonのCMの人だったわね。

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