退職する時にもらう「色紙の寄せ書き」っていらなくない?

insspirito / Pixabay

10月を目前に、いきなり秋の空気に入れ替わってびっくり!
半袖だと寒いわ!

ところでさ、この時期ってテレビやラジオの番組改編期でもあるから、10月を境に番組を卒業する芸能人なんかも多くいるのよね。

今日、テレビを観ていただけでも「めざましテレビ」では岡副麻希ちゃんが「めざまし土曜日」に移動「とくダネ!」からは菊川怜が卒業していたわ。
そうそう、夜のニュースの「ユアタイム」も放送終了なのよね。
なんか、あのニュース番組はゴシップばっかりで散々だった感じが・・

こんなさよならシーズンの時に思い出すのが、「花束」「メッセージが寄せられた色紙」
あたしさ、けっこういろんな職場を転々としているから、退職する機会も多かったのだけど、辞めていく人に花束と寄せ書きを渡すのが慣習になっている所って、けっこう多いよね。

贈られる人にバレないように色紙を回すあの感じ・・
1枚の色紙を回すとさ、どっかで止める人がいたり、どこにあるのか分からなくなる時があるから、小さいメッセージカードを配って、後で1枚の色紙に貼り付けるのも賢いよね。

でもさ、正直言うと職場の人間関係なんて・・

・プライベートでも仲が良い友達
・仕事仲間としては良好な関係の人
・事務的な会話しかした事ない人
・関わりがなくて、口も聞いたことない人
・嫌いな人

みたいな感じに分けられて、全然接点がない相手には「5年間、お疲れ様でした」ぐらいしか書きようがないと思わない?
それって色紙をもらう側としても感じ方は一緒で「これってどんな人だっけ?」って同僚から、社交辞令満々のやっつけメッセージが寄せられているのよ。

あたしはさ、仕事を辞める時っていっつも不幸な気持ちで去っていくから、結婚だの出産だの幸せな気分で退職をしたことがないのよね。

なんかもう、辞めた後の事を根掘り葉掘り聞かれるのも嫌だから、送別会は絶対にブロックしているし、思い出なんて残したくないから物ももらいたくないし「放っておいて下さい」って感じなのに、「今までやってきたから」って理由で欲しくない善意を押し付けないでほしいわ。

そして、皆様からの温かい寄せ書きメッセージも、もらった直後に一回読むだけで、後はずっとタンスの奥深くに保管コース・・・
捨てるのも忍びないんだけど、だからと言って大切な宝物でもないのよね。
悪い言い方をすると・・・負の遺産みたいな。
なかなか断捨離できない「いつか使いそうな物」と位置づけが一緒に・・・

「過去の思い出ときっちり断絶したい」って思った時に、今までの人生でもらった寄せ書き色紙を全部燃えるゴミに捨てちゃったのだけど、正直・・・

全然、後悔しないわ。

寄せ書きを読んで、

あの頃は楽しかったな、ふふ。

なんて振り返るのは、幸せな人がすることよ。
それも、ちょっと美人のね。

あたしみたいなブスに、過去の幸福に浸る行為など許されていないわ。

ブスの歴史はね、柔い皮膚がどんどん分厚くなっていくのと一緒。
傷つき鍛えられて、どんどん分厚くなっていくのよ。
そこに、感傷しか残っていない過去を振り返る必要などないのだ!

というわけで、職場なんて薄っぺらい人間関係の組織からもらう寄せ書き色紙などいらぬ。

「退職者には寄せ書き色紙文化」が慣習になっている人は、当たり前だと思っている事を見直してみるのもいいと思うわ。
時に、その常識がありがた迷惑の事もあるはずだから・・ね。

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