毒親とドリームキラーと滑稽で惨めな人たち

skeeze / Pixabay

最近、「毒親」って話題になっているよね。
言葉の通り、子供に良い影響を与えない親とか、トラブルを持ち込んでくる親とか、縁を切りたいって思うような親。
子供と距離感が近い分、父親よりも母親に多い印象があると思わない?

良くも悪くも、母親と子供の繋がりって強いのよね。

大人になった今でも「こうした方がお母さんは喜ぶよね」って無意識に考えていたりするし、子供の頃から当たり前になっている思考回路。

うちの母は毒親ではなく、どちらかというと子供に対する理解とか許容範囲が広いタイプなので、姉たちも含め自由に育ててもらったわ。
ただ、何かに挑戦しようとすると

「失敗するからやめなさい」
「もっと堅実な道を選びなさい」

みたいな感じに、高い確率で反対してくるの。
世間知らずの若い頃は母の言うことを聞いていたけれど、それで後悔することだってあった。
そのうち、反対されるのが嫌で、あたしは自然と母に相談しなくなったわね。
自分の事は自分で決めて、黙って実行するようになったわ。

「やめなさい」って子供の安定を想っての発言だろうけど、こういう風に挑戦しようとする気持ちを否定されるのは正直面白くない。

悪い言い方をすると「足を引っ張られている」ような気もする。

女同士の仲良しグループだと、こういうことってよくあるよね?
グループの誰かが、ステップアップを図ってどこか違う場所に行こうとすると、

「もったいないよ~!◯◯ちゃんは今のままでも充分頑張っているよ」

みたいに、心配する振りをして足を引っ張ってくる女友達っていない?

これは「母が子を想う気持ち」とは種類は違うけど、挑戦する気持ちを否定しているのは変わりないよね。

こういう風に、夢や挑戦する気持ちを否定して、足を引っ張ってくる相手って

「ドリームキラー」

って言うんだって。
言葉の通りって感じだけど、こういう保守的でネガティブ寄りの思考な人とは、あんまり深く付き合わない方がいいかも。

あたしの経験上、建設的な関係は期待できないと思うので・・・
こういう人に限って、話が愚痴っぽくてつまらないしね。
お酒が不味くなる。

この「ドリームキラー」と始めに話した「毒親」って、けっこうセットになっていると思うのよ。

ドリームキラーも毒親もさ、

「お前はこの程度」

って、頭を押さえ付けてきて、相手を支配しようとしている。
自分を越えること、自分の目の届かない所へ行くことを制限して「誰かを貶めて得る安心感」を維持しようとしているのではないかしら?

悲しいかな「自分自身の個の幸せ」よりも「他人から幸せに見られることが幸福の基準」になっている人っているでしょ?
他人を介さないと幸せを実感できない人って、常に自分よりも劣っている人をそばに置きたがるのよね。
心配をする振り・・世話を焼く振り・・必要以上に相手に干渉して「自分を越えないように」「自分から離れないように」って依存してくるの。

その親切が偽物だと相手が気付いた時、あっさり縁を切られて捨てられる。
それでも、自分自身の歪んだ気持ちに気付けない彼らは、ずっと同じ事を繰り返す。

なんだかとっても滑稽で惨めな人たちよね。

勝間和代(けっこう好き)も、そういう人間がいるコミュニティはバサバサ縁を切った方がいいって言ってたし、人間の真価って容姿でも財力でもなく、やっぱり人間性の良さなんだわ。

ほんと、外見ばっかり取り繕う時代になったけど、SNSで上っ面ばっかり見てないで、じっくりと会話して相手の本質を見極めたいわね。

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