中国人店員の雑な接客に、なぜか癒される。

Pietrozj / Pixabay

みんなは仕事のお昼休みの食事って、どうしてる?
あたしは基本的にお弁当を持っていくようにしているため、時々、用意するのが面倒になって外食にする時があるの。

うちの会社は自社ビルじゃないから社食もないし、コンビニはときめかないし、ふらっと気分転換に外食に行くのもいいよね。
まあ、お金がもったいないから毎日はできないけどさ。

いろんなお店に挑戦して開拓するのが楽しいんだけど、この前は最初に入ったファミレスで、店員さんがおしゃべりに夢中になっていて全然気付いてくれないから、なんか・・

『ああ、今日はここは違うのね・・』

って、そっと立ち去り、たまたま目に入った中華料理店に入ってみたの。

中華料理店って、厨房もホールも中国人が働いていることが多いわよね。
そのお店もそういうタイプで、日本人の丁寧な接客に慣れていると、ちょっぴり尻込みしちゃうのだけれど、あら不思議。

素っ気なくて雑な感じの接客が、すごく心地良いのよ。

あたし、別に欲しくないのにコップに水を注がれるの、あんま好きじゃないのよね。
欲しければ自分で言うから、声は掛けてくれなくてもいいなって思っちゃう。

あとは営業スマイルも、正直、こっちも感じ良く返さなくちゃいけない気がして、ちょっと疲れる。
愛想良くしてくれた相手に、ぶっきらぼうな対応はしたくないからさ、元気がない時でも、機嫌が悪い時でも、感じの良いお客さんでいるようにしているけど、そんな気力を振り絞るのもいっぱいいっぱいな日もあるよね。

だけど、中国人ってお国柄なのか、日本みたいに過剰に丁寧な接客をしてこないからさ、なんかすごく楽に感じたのよ。
ほっといて欲しい時に、本当にほっといてくれている感じね。

毎日、客の相手をして「申し訳ございません」とかって、謝罪ばっかりしてるじゃん?
なんかさ、仕事って割り切っていても、心がすり減るのよね・・・
だから、仕事を連想させるような「丁寧な接客」が、だんだん辛くなってきちゃって、まさかの素っ気ない接客に癒されるようになってたわ。

そんなわけで、あの中華料理店はヘビロテすることになりそう。
ていうか、海外ってみんなああいう接客なのかな?
日本が過剰なのかもね。

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