平成最後の日記

ごきげん吉田羊。

ついに平成が終わるのね。

感慨深いことは何もないわ。

政府が大型連休にしてくれたけど、日本国民の全員が一斉に仕事を休めるわけないし、見当違いもいいところ。

今回のことで、つくづく「みんなで幸せになる」のは無理なんだなぁって実感したわ。

当のあたしもこの連休は仕事です。

余分に休めるのは、5月6日ぐらいよ。

いろんな人が言っているけど、非正規雇用は働かないとお給料が減っちゃうんだからね。

そうそう、今回の日記ですが、特にテーマはありません。

ただの記録用よ。

令和の時代が終わる頃に、平成が終わる時はどんなだったのかしら?って話題になりそうだから、あたしみたいなワーキングプアな貧困層の生活をネットに放流しておくの。

来るべき時に、誰かが拾ってくれるといいな。

ほら、手紙を入れた瓶を海に流す感じ?

あともう少しで、あたしも昭和・平成・令和の三つの時代を生きた女になるのね。

物心が付いたら世間はバブル景気だったの。

バレンタインとかクリスマスとか、イベントの度にお祭り騒ぎ。

今思うと「消費~♪」って感じだったわね。

そんなだったのに、小学校高学年になるぐらいには「バブル崩壊」「不景気」ってテレビで騒ぐように。

あんなに大騒ぎだったイベント行事も、大人になると共にどんどん地味に。

ティーンの時は「女子高生ブーム」が到来。

「援助交際」なる「売春」をマイルドにしたつもりの犯罪が流行。

価値が分からない子供たちがブランド品を持ち歩いて、お金って一体どこにあるのかしら?って感じ。

成人する頃は「就職氷河期」

「新卒で正社員になれなかったら、今後の人生でまともなキャリア形成はできません」と、なんの希望もないジンクスがまことしやかに囁かれ、若者を絶望に落とす。

絶対に自殺する若者が増えたと思う。

でも時代は変わる。

IT革命が起こって、今までにない価値観が誕生す。

いち早く目を付けた人は、うまく波に乗れたかも。

ただ、すべての人が「一番乗り」できるはずないし、やっぱり「搾取する側・される側」に分かれるの。

就職氷河期はしばらく続く~

労働者の足元を見てくる「ブラック企業」が社会に蔓延。

景気が良かった昭和から続く「正社員じゃなきゃいけない」みたいな価値観が、多くの人を苦しめたのだろう。

ブラック企業でも、しがみつくしかない人がいっぱい。

その間にネットはどんどん進化し、個人でも発信していく時代に。

SNS社会になったおかげで、監視機能が効くようになったから、ブラック企業は糾弾されるようになった・・けど

炎上文化は個人にも飛び火。

今じゃ、「自分の言動が誰かに対して不謹慎じゃないか?」ってビクビクしながら生きなきゃいけない。

ちょっと騒ぎになると、誰かが動画を撮影しちゃうからね。

ほいでほいで、そんな時代の変化を感じながらも、あたし個人では自己実現に失敗して、世捨て人寸前の人生なのだった。

あたしにとって「平成」は、ただただ痛めつけられるだけの時代でした。

10連休ももらえなかったしねw

さよなら、平成。

初めまして、令和。

新しい元号になったら、あたしの傷は癒されるでしょうか?

癒されますように。

せめて、男からちゃんと愛されてみたいです。

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