ふきげんよう。
最近、男日照りが続いていたのだけど、久しぶりに内見できた男性がいました。
その人は6つ年上の会社員の男性で、趣味は芸術鑑賞やジム通いなど、なかなかいい感じ。
年相応の振る舞いができるし、会話にも知性を感じるし、顔も悪くない。
ジム通いの成果か、若々しい雰囲気で体も筋肉質で締まっていた…
まさに「優良物件」
そんなタイプの男性が、なんの気まぐれで最下層ブスのあたしとデートしようと思ったのか不思議だけど、せっかくのチャンスだし内見(あれのこと)してきたわよ。
で、丁寧な対応で内見の時間も満足だったのだけど、
恐らく恋愛は始まらない。
↑こう思ったわ。
それは、去年の失恋であたしの心が枯れたのと、この男性も失恋したばかりだったから。
お互いに寂しさを抱えていて、共鳴するかのように引き寄せられたのだと思う。
付かず離れずの関係は続けていくかも知れないけど、深い関係になって傷つけ合うことになったら怖いの。
曖昧で優しい関係でいて、寄る辺ない時に寄り添えればいいんじゃないかと思ってしまった。
「これはこれで贅沢なのでは?」とも思う。
若い頃よりも「恋人」を持つことの重要性が薄れてきたの。
昔はきっと、「彼氏がいる」って友達や周りの人に見せびらかしたかったんだと思う。
でも今は、周りの人からどう見られるよりも、どんな関係性であれ
「一緒にいて癒されるか」
が重要になってきて、「恋人」って形にこだわりたくないの。
まあ、恋人でないなら、相手を独占できないんだけどね。
でも、あたしも束縛されなくないから、お互い様だわ。
だから、正式なパートナーになれなくていいの。