やっぱり柴田淳が好き!いつも泣きながら聴いてる「片想い・失恋ソング7選」

ふきげんよう。

あたしの歌姫「しばじゅん」こと柴田淳さんのおすすめ曲については過去にも紹介したけど、またおすすめしたい曲をみつけたわ。

ひたすらセンシティブだった20代前半、こなれたつもりでいたアラサー時代、そして最後の恋を意識するアラフォーになった現在と、やはり感じ方が違ってくるものね。

この年齢になるとさ、恋を失くした時にね、もうそんなに激しく動揺しなくなるのよ。

「仕方ないか…」

↑このぐらいの熱量でいられるつもり・・・なんだけど、1人でお酒飲みながらしばじゅんの曲を聴いていると、ついつい泣いちゃうんだよね。

というわけで、今日は「あたしが泣きながら聴いている、柴田淳さんの片想い・失恋ソング」を何曲か紹介するわね~!

両片想い

タイトルだけ見ると「好き合っている二人が恋に臆病になっていて、なかなか接近できないのかな?」って思っていたけど、だいぶ違いました。

主人公はもう「恋なんてできないのかな?」って思っていたのね。

あたしが思うに、恐らく「年齢的に新しい恋をするのは無理なんじゃないか」って感じているの。

でもさ、主人公と同じような気持ちを抱えている人と出会えて「最後の恋」を始めるわけ。

もうチャンスがないと思ってた「誰かと歩む未来」を夢見て「最後の恋」に飛び込むけど、現時点では既に破局してしまっているの…

まさにさ、あたしが思う「仕方ないか…」の状況なのよ。

「すっごい落ち込んでご飯が食べられない」とかはなく、これまでどおり淡々と日常を過ごしているのね。

でもさ、本当はけっこう傷は深くて…

印象的な歌詞を引用するわね。

向かいの席には 鞄とコート 座ってる
見慣れた風景に 戻っただけよ いつものことよ

わかっているのは これ以上 傷つくことは耐えられない
ここまで来れたのなら 生きて行けるわ 一人で

ねえちょっと!最後の倒置法の部分、めちゃくちゃグッとこない?
「一人で」って…「一人で」って(涙)

この年齢になるとさ、もう必要以上に傷つきたくないのよぅ!

若い子ってさ、「おじさんとかおばさんは傷つかない」って思ってそうじゃない?

違うのよ、いくつになっても傷つくことになんて慣れないのよ。

やり過ごすのが上手になるだけなの…

そして、もう一つ印象的な歌詞が

大人になったら 恋も上手くなれると思った

そうなのよ…

あたしもそう思っていたけど、意外とそうでもないのよ。

いろいろ考え過ぎてしまって、勢いで飛び込むこともスマートに振る舞うことも難しいの…

最後に、なんで曲のタイトルが「両片想い」なのかと言うと…

これが「最後の恋」だと思っていたのは主人公だけじゃなくて、きっと相手もなんじゃないかって歌詞にあるの。

でも、2人の気持ちがうまくすり合うことはなくて、一緒にいるのに片想いし合っている感じだったのかもね。

後ろ姿

もうタイトルからして悲しい…

これは「恋人の気持ちが、自分から離れているのに気付いている」からの「別れ」までの曲ね。

未練の中の未練ソングよ。

両想いだったのに、2人の恋はいつの間にか主人公の片想いに変わってしまった。

タイトルの「後ろ姿」というのは、

一緒にいても自分の方を振り返ってくれない、恋人の後ろ姿

そして、最後に自分の元から去って行く、恋人の後ろ姿

なのよね。

ずっと、恋人の「後ろ姿」に片想いしていたっていう、切ない曲なの。

印象的な歌詞は…

隣で微笑んでも 微笑み返してくれない
くじけてしまいそうなのに もう何も残っていないよ

不安で死にそうなのに 答えはとうに分かっているのに
どうして さよなら 言えないの?
大嫌い こんな私

恋人の気持ちが自分にないのが伝わってくる瞬間、
そして分かっているのに縋ってしまう惨めな自分。

愛されてなくても、失うのも怖いんだよね。
柴田淳さんの名曲「人魚の声」に通ずる内容だわ。

愛している人に 愛されたかっただけ
あなたとなら 私だって幸せになれる気がして

最後に、大好きな恋人の後ろ姿を見送ることにした主人公。

大好きな人に愛されたいと思うのは、そんなに贅沢なことなのか(涙)

楽しかった時は、あんなに幸せだったのにね。

気持ちが冷めてしまった時との落差って、ほんと残酷よ。

男の人の「斬り捨てスキル」って惨いよね。

おかえりなさい

タイトルだけ見るとなんか温かい家庭のような…でも、違うの。

主人公は自分の部屋で恋人が帰ってくるのを待っているけど…

歌詞を読む限りでは、明らかに「他の誰か」の影がちらついている。

なんとなく、主人公は「浮気相手」のポジションにいる気がするのよね。

印象的な歌詞は

その優しいあなたが冷たくなるその日まで
そのドアを開け 帰ってきて

でも最後の言葉は言わないでいてほしい
もうこの部屋に来なければいい

この、優しい人が冷たい人へと変わっていく感じ、すっごい分かる。

でも最後の言葉を告げられて、とどめを刺されるのは避けたい。

悪い言い方をすれば「飼い殺し」なのに、それでもいいと思ってしまうのはなんでだろう?

2人の関係性に幸せな未来なんてありえないのに。

うたかた

これは、綺麗な片想いの歌だと思う。

ずっと好きだったけど、気持ちを告げられなかった人。

声が聞こえるだけで、姿が見えるだけで、胸が高鳴るぐらい好きだった人。

もうその人は近くにはいなくて…
でも、もしも「好きだったあなた」が私のことを探してくれていたら…

こんなに嬉しいことはないわね。

印象的な歌詞は

同じ時代に生まれてきたけど 戻れないなら
せめて せめて…
最期に会いたい あなたに会いたい
一目でいい 私だけに笑って

叶わなかった恋はなんであんなに綺麗なのかしら。

あたしにも「また会いたい」って思う人が二人いるけど、この曲の主人公みたいに気持ちを伝えることができるかな?

愛のかたち

自分よりも大事に思っていた。

誰よりも愛していた。

それなのに「私」の心は変わり、「愛のかたち」も変わってしまった。

そして、そんな「私」の態度は二人の関係も、愛している「あなた」までも変えてしまう。

今まで紹介した曲は「受け身」な感じだけど、今回は主人公主導の「別れ」を歌っているわね。

印象的な歌詞は

ごめんね。ふたりの夢を醒まして
やり直せないと知っても
私は変わったの 愛のかたちも

別に嫌いになったわけじゃないのに「もう一緒にいられない」って感じたこと、ない?

変わってしまった心はどうしようもないのよね。

そして、自分がそれを実感するのなら「相手が心変わりした時、自分に気持ちが戻ることはない」ってことも理解できるんだわ。

ハーブティー

「ハーブティー」って覚醒する効果があるんだっけ?

これは「恋愛の駆け引き」が思惑どおりにならず、相手の気持ちがどんどん醒めていく過程を描いているのだと思う。

印象的な歌詞に

全てを認めてあげてたら あなた 私がいらなくなった

愛したいだけなのに あなたの心が痛む みたい

好きな相手の言動を全て肯定してあげる、だって愛されたいから。

それなのに、自分が頷けば頷くほど、相手は引いていって、どんどん気持ちが醒めていく。

そして、そんな相手の様子を見て

「この人は自分を愛さない」

と悟った時、主人公もまた気持ちが醒めていくのよ。

白い鎖

シチュエーションだけで見ると

「吹雪の中、自分の家から女を冷たく追い出す男」

の話になるんだけど、二人の関係性に注目したい一曲。

「恋人」とは言い難い、でも「寂しさ」を共有する関係…ってところかな。

なぜ男は吹雪の中、自分の部屋から女を追い出すのか…

それは、二人の関係が終焉を迎えたから。

でも、女はまだ男のことを愛しているの。

印象的な歌詞に

後悔なんてしてはいけない
君のことは私も同じ
何も求めていない 何も変わりはしない
ずっとこのまま わかってるわ

始めから、二人の関係に「これから」なんて求めてはいけなかった。

でも、女の気持ちは一線を越えてしまったのだろう。

男の心変わりに「ねえ、どうして?」とも訊けない。

だって、それはルール違反だから。

きっともう逢うことはないのだろう。

でも、もしもまた出逢えたなら、自分のことを思い出してほしい。

「あなたに愛された私」のことを思い出してほしい。

やっぱり名曲揃いだわ、柴田淳…

というわけで「片想い・失恋」をテーマに、柴田淳さんの名曲を紹介してみたわ。

「歌詞が暗い」って変な風に認識されているけど、違うのよ

「歌詞が深い」の。

深いからこんなに心に響くのよぅ!

Twitterを読んでいると制作活動はとても大変そうだけど、柴田淳さんの楽曲をこれからも楽しみにしているわ。

もし、興味がある人は他にも柴田淳さんのおすすめ曲を紹介しているから、読んでみてね↓

最近、なぜか「歌詞が暗い」と話題になってしまった、シンガーソングライターの柴田淳さん。 あたしは柴田淳さんの十年来のファンだから、この注目の...
悲恋の名曲が多いシンガー・ソングライターの柴田淳さん。 前回は恋愛の名曲をランキングにしてお届けしたけど、柴田淳さんは人生に「グッ」とくる歌...

それじゃ、これから自分で作ったしばじゅんプレイリスト聴くわね~♪

たぶん、また泣くけどね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

もしや・・シェアしてくれたり?

フォローする