母になる最終回のあらすじと感想「いろいろと共感しにくかった・・」

母になる

なんか、登場人物にあまり共感できないまま、最終回になったわね。
この雰囲気だと、広には二人お母さんがいてもいいってラストかしらね・・?

変な終わり方じゃないといいけど(汗)

平和な日常が戻り・・

麻子の乗る高速バスを追いかけたけど、結衣は追いつけなかった。

何事もなかったかのように、日常に戻る結衣と柏崎家。
広の成長を噛み締めながら、幼い頃の思い出話に花を咲かす。

柏崎夫妻には、広の小さい頃の思い出しかないんだよね。
空白の9年間の分も、これからたくさん思い出を作らないとね。

母になる

さて、なんで結衣は麻子を追いかけたのか?

それは麻子に「本当にこれでいいのか?」って聞いてみたくなったからだそうだ。
麻子と喧嘩したり、言い合いしたり、散々だったけど、結衣は同じ母として何かシンパシーを感じていたのかしら?

ただ、その感情が視聴者には共感されないわけで(汗)

あたしも全く理解できないなぁ。
家族に近付かないで欲しいわ。
法的な措置を取ると思う。

当の麻子は自分を省みるために、心理カウンセリングを受けることにしたみたい。
それをきっかけに、母との歪な関係や自分のエゴで広を柏崎夫妻から奪ってしまった事に、気付いたみたい。

そうだね、麻子のしたことは母性からじゃなかったよね。
他人の目線がどうとかに拘っていたもんね・・

ただ、一定数こういう女の人はいるかと。
まあ、自分のしたことが罪深いって理解できて良かったよ。

莉紗子一家は?

莉紗子と言えば、ツーオクのワールドツアーを断ったわね。
家族のために断ったのに、夫も娘もさっぱりしたもので、快く送り出されてしまった。

本当の事が言い出せなくて悩む莉紗子。

鈍感な教授よりも、娘は母の隠し事に勘付いたらしく、母のために何やら動いているみたいだけど・・

あらら、母のために断った仕事を取り返そうと、ツーオクの事務所へ頭を下げに来たのね。

結果はダメだったけど、ちょっと距離感があった莉紗子と娘の間に、絆ができた模様。

この出来事をきっかけに、莉紗子も母親業に専念することを決意。
娘の成長を近くで見守りたいと、思い直した様子。
ドライだった娘も「本当はお母さんと一緒にいたい」って、素直になれたみたい。

教授はなんだかんだで家族思いの旦那さんだから、娘が描いた10年分のママの絵をパソコンに取り込んでくれたわよ。

うん、微笑ましいよね。
あたしも姪っ子が描いてくれた絵を全部残してある。
ちょっとずつ、うまくなっていくのよね。

そんな成長の過程を、結衣も見たいってさ。

母になる

ううむ。
ただ、最後まで莉紗子一家のエピソードは蛇足感があった気がするわ・・
もうちょっと普通の一家の方が、共感しやすかったんじゃないかしら?

莉紗子がプロのヘアメイクって、あまりにも第一線でバリバリ過ぎないか?
仕事を持っているお母さんでも、普通の企業にお勤めしている方が、分かりやすかったかもね。

どうしても麻子が気になる結衣

憎しみの感情を抱きながらも、どうしても麻子が気になってしまう結衣。
憎い相手なんて、二度と会いたくなくない?
もう放っておきなよ。

ちょっと優しすぎるよね。

さて、麻子は就職先で過去がバレてしまったみたい。
一緒に働く従業員から苦情が出たらしく、あっさり解雇されてしまったわ。

荷物をまとめて旅館を出ていこうとしていた所に、柏崎オートから郵便が。
結衣が、広のマラソンに招待したのかしら?

広は相変わらずももちゃんと会っているみたい。
ももちゃんをマラソン大会に誘ったら、大学生の彼氏と会うからって断られちゃった・・

あんなつまんない男よりも、道枝くんの方がカッコいいじゃないのよ。
ももちゃんったら見る目ないわね。

年下男子をじっくり育てる楽しみもあるのよ?

ももちゃんに彼氏がいることを知った広は分かりやすく荒れて、「マラソン大会の応援に来るな」と八つ当たり。

そして、柏崎家では緊急家族会議を開催。

児童福祉司の木野まで招集されているけど、まあ・・これも不自然よね。
ちょっと展開が白々しいと言うか・・

結衣はそこで、麻子をマラソン大会に招待したことを告げるけど、木野に叱られてしまう。
木野は何かとブレる結衣の行動について、もっと自信を持てと諭すのだった・・

これは・・自信がないからしてしまう行動なのだろうか・・
分からん。

マラソン大会当日

広の気持ちを組んで、マラソン大会は誰も応援に行かない事になった・・・けど、やっぱり気になる結衣。

学校では、ももちゃんと公園にいたことを同級生にからかわれる広。
わざとぶつかってきたり、嫌な奴だったけど、なんか転んで足を傷めたみたいよ。
手を差し伸べ、助けてあげたわ。

ゴールも近づいてきた所で、やっぱり応援に来ちゃった結衣に遭遇。
そんな様子を麻子もこっそり眺めていたみたい。

初めはあんなに距離感があった結衣と広も、今じゃすっかり親子らしくなったわね。
麻子が応援に来てくれた事に気付く広。

広は教室に帰らないといけないので、結衣と麻子は二人に・・

麻子は結衣に会いに来たと言う。

麻子の新しい生活についてなど、取り留めのない世間話を交わす二人。

なぜ、マラソン大会のお知らせを送ってくれたのか、結衣に問う麻子。

結衣は、

「麻子を許したわけではないけど、誰かをずっと憎んで生きていくのなんてゾッとする。
自分は麻子に何を言われても動じないくらい、母として自信を持ちたい。
母として自分が強くなる事が、広の幸せに繋がる」と・・

そして、麻子を許せる日が来たら、広を連れて会いに行くんだそうな。

広を麻子に奪われた事で、何気ない日常がどれだけ幸福かを認識できた結衣。
なぜか麻子にお礼を言うけど・・

なんか、ベッキーとか長友が無理に前向きな事を言っているみたいで、違和感があったわ。

こうして柏崎家を含め、周囲の人々もこの出来事を通し、前に進めたみたい。

まあ、ハッピーエンドで良かったよね。

全体の所感

一番楽しみにしていたドラマだったけど、ちょっと期待はずれだったかな。
始まる前は何かと意味深な雰囲気だったけど、開けてみるとちょっと荒いと言うか。

無駄なエピソードが多かったし、何より主要な登場人物に共感しづらいのが痛かった。

結衣は失われた9年間を抱えていたわりに、やけに天真爛漫だったし、広も自分の生い立ちについて、あまりにもあっけらかんとしすぎていたわよね。

「母になる」ってタイトルもいまいち生きていなくて、無理やりセリフにこじつけていたような。

最後まで何が言いたいのか分からないのが、致命的だったわ。

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