ヤモリのクリスティン・蜘蛛のジョセフィーヌ

lumpi / Pixabay

みんな、迷信って何か信じてる?

あたしは小学生の時に仲が良かった男の子が、

「蜘蛛は死後の世界で助けてくれるから、殺しちゃいけないよ」

って教えてくれた影響で、蜘蛛が家の中にいても殺さないの。
放置するか、うまくできた時は外ヘ逃している。

「朝蜘蛛殺すな夜蜘蛛殺せ」だっけ?
でも、朝でも夜でも昼でも殺さないわ。

だって、蜘蛛は死後の世界で助けてくれるし・・

たまに昨日見掛けた蜘蛛を今日もまた見掛ける時があるの。
そういう時は名前を付ける。
大体「ジョセフィーヌ」

ジョセフィーヌはいつの間にかいなくなっちゃうけど、死後の世界でいろんなジョセフィーヌに会えるかも知れない。
でも、ちょっと怖い気もするけど。

もう1つ愛着を抱いているのが、夜にだけトイレの窓に現れるヤモリ。
ヤモリってすごい律儀な生き物よね。
毎晩、同じ位置に張り付いているんだもん。

ヤモリって害虫を食べてくれるから、益虫って言われているんだっけ?

あたしのイマイチな人生に、なんかヤモリが華を添えてくれている気がして、窓に張り付いているヤモリを見つけると微笑ましい気持ちになる。

そんなヤモリちゃんには「クリスティン」って名前を付ける事にしているわ。

初代クリスティンは高校生の時に。
二代目のクリスティンは25歳ぐらいの時に。
そして、今のクリスティンで三代目。

もしかしたら、クリスティンがジョセフィーヌを捕食しちゃう時もあるのかしら・・?

会話を交わさなくも、毎日会う相手って必要かも知れない(たぶん気のせい)

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