急性虫垂炎で入院していました・その2「救急車で運ばれて入院まで」

geralt / Pixabay

本当は昨日書く予定だったのに、具合が悪くて寝ちゃったわ。
前回は痛みを堪えながら、なんとか帰宅したところで終わったわね。

救急車を呼ぶまで

なんとか自室までたどり着き、ベッドに倒れ込むあたし。
尋常じゃないお腹の痛みをずっと我慢していたので、人目がなくなってやっと

「痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!痛いよぉぉぉ!痛いよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「何も悪い事してないのに、なんでこんな目に遭うのよ!!」

と、ベッドの上でのたうち回りながら絶叫。

あんまり痛いと怒りが湧いてくるものね。

文句を言ったところで痛みが治まることもなく、あたしは自室の薬箱に入っていた鎮痛剤(前に病院でもらったやつ)を飲んでみることにしたの。
それから、1時間ぐらい横になっていたけど、やはり痛みは治まらない。

フラフラしながら階下にいる母親に助けを求め、救急車を呼んでもらうことに。

救急車にて

母の電話から救急車は10分掛からないぐらいで到着・・と言っても、道を間違えたらしくて、一回我が家の前を通過しちゃってたけど(苦笑)
お腹はすごく痛いけど、自分で歩くことはできたので、救急車に乗り込んで備え付けのベッドに横たわるあたし。
母も付き添いで救急車に乗り込む。

「痛みを感じてどれくらいか」「今日はなにを食べたか」
いろいろと救急隊員さんに質問されているうちに、搬送先の病院に到着。

その時点で、お腹が痛み出してから7時間が経過していて、あたしはだいぶ体力を消耗した状態。
今思えば、もっと早く病院に行っておけば良かったわ・・
あの日が日曜日じゃなきゃ、良かったんだけどね(汗)

入院まで

テレビドラマでよく見る光景みたいに、あたしを救命医?みたいな人たちが待っていた。
若い男性医師とベテラン看護師二人に研修医のチームで、短時間でいろんな作業が行われている。

腹痛を訴えていたいので胃のエコーを見るけど、特に怪しいものはなし・・
なんか矢継ぎ早にいろんな質問をされたり、いつの間にか採血されていたり、点滴も腕に刺さってたわ。

造影剤を使ってCTだかMRIだか、どっちか分からないけど、機械を使った検査を受け、さっき採血した血液検査の結果も出て、どうやらあたしは盲腸らしい。

再び、最初に通された部屋に戻されたあたしは、更なる検査のためにまた採血を受けることになったけど、血管が細いあたしはしょっちゅう採血を失敗されるのよ・・
その日は水分も全然取っていなかったから、余計に血の引けが悪いらしく、お腹が痛いのに両手の甲に二か所、採血の失敗の跡が追加。
そのうち、救急であと2人、誰かが運ばれてくるらしく、あたしは処置室なる場所へ移動させられることに。

すぐに対応してもらえるかと思いきや、日曜日だし夜間だしで人が少ないらしく、あたしはそこから1時間ぐらい放置プレイ。
お腹は痛いし寒気はするし、あの時間が一番きつかったかも。

途中で合流した母が通り掛かった看護師さんに声をかけるまで、本当に忘れられていたらしい・・
とりあえず採血が終わらないと進まないため、腕からは諦めて足の付け根から採血をすることに。

その後、外科の当番医がやってきて、盲腸であることを告げ、今後の治療方針を説明。

どうも、程度は軽いらしく、緊急手術の必要はないらしい。

これぐらいなら薬で散らす方が良いと言うけど

・薬で散らす場合は一週間ぐらいで退院
・手術する場合は4日ぐらいで退院

との旨。

週末に大事な予定を控えていたので、手術して確実に退院できる方が良いかと思ったけど、先生が薬で散らす方をおすすめしてくるため、早期回復を願って手術はしないことに。

まさか入院することになるとは思っていなかったあたし&母。

病棟のベッドに運ばれて、やっと痛み止めの点滴を打ってもらえることになったあたし。
腹痛が始まってから既に10時間以上経過して、やっと痛み止め(涙)

痛みで朦朧する意識の中で思ったことは・・・「意地でもお風呂に入ってくれば良かった」だったわ。

ああ、お風呂に入らないで寝るなんて、一体どれくらいぶりなのかしら・・
痛いし、気持ち悪いし、絶対に熟睡できない・・・

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