先週末に一回り年上の人と飲んだ時の話。
その世代って非正規雇用で働くことに馴染みがない人が多くて、40歳も近いのにあたしがアルバイトとか契約社員をしているって言うと、なんか時代背景を交えて同情されるのね(^^;
ボーナスも退職金もないし、何より老後はどうするつもりなのかって、絶対に聞かれる。
そもそもあたしは長生きしたくないし、そんなすごい先の事を考えて、現在を窮屈に生きていくのも嫌なんだけど・・
不確実な未来について、ああだこうだお説教してくるなら、「あなたがあたしの人生に責任取ってくれるのかしら?」って言えば、大体は黙ってくれるけどさ。
でさ、あたしが思っている「長生きしたくない」についてなんだけどね。
自分に老後があるのが当たり前だと思っていて、長生きしたいって言っている人ってさ、やっぱり安定志向でしょ?
結婚して家庭を持つとかマイホームを持つとか、分かりやすい価値観よね。
まあ、今の時代って家の資産価値が怪しくなりそうな感じではあるけど・・
安定志向の人たちは、やっぱり正社員で仕事を探すし、なんなら国家資格を取って専門職に就いてたりすると思うの。
安定した人生を送るには、それなりの努力もしているわよね。
で、あたしみたいに、人生が不安定で長生きもしたくない人間の場合だけどさ。
失敗した人間を「自己責任」の一言で片付けるのが大好きな我が国の人々は、あたしみたいな生産性が低そうな人間は許してくれないでしょ?
生活保護でも受けようものなら、大バッシングされそう。
そしたらさ、日本も法律を変えて、安楽死を合法にするのはいかがかしらね?
まあ、犯罪を防止するために、かなり厳重な手続きを踏まないといけないとも思うけどさ。
納税もできない+本人も無理して生きたいと思っていない。
そんな状況なら、いっそ安楽死を認める法律に変えちゃえばいいのに。
そしたら、みんな老後に路頭に迷う人生を送るかも知れないって不安から解放されそう。
万が一の場合は、安楽死があるじゃない!って。
それが成立しちゃったら、保険も資産運用も需要が減っちゃいそうだけど。
ああいう商品って、不安に呼びかけているもんねぇ。
テレビとかネットを見ていると、未来に対する不安を煽るような情報がたくさんあるけど、どれくらいが本当になっちゃうんだろう?
うっかり長生きしちゃって、情報どおりの暗い未来がやってきて、あたしも後悔する日が来るのかしらねぇ。