ふきげんよう。
夏になると太平洋戦争のことを思い出さない?
夏より前に「東京大空襲」や「沖縄の地上戦」もあるけれど、広島と長崎の原爆や終戦記念日が8月ってこともあって、
あたしの中では夏は太平洋戦争のイメージが強い。
この時期になると、日本が戦争をしていた頃を描いた映像作品を観たくなるのよね。
特に、子供の視点で描かれたアニメ作品は、より戦争の悲惨さが伝わってくる。
あたしが子供の頃ってさ、夏休みなるとこういう戦争を題材にした作品がテレビで放送されて、
学校で習う以上の知識が付いたと思うのよ。
あたし世代なら、祖父母が戦争の体験者だから、その時代を生きた人から実際に話を聞けたことも大きい。
リアルタイムで体験はしていないけど、あの悲惨な時代をもっと身近に感じていた。
だけどさ、あたしの甥っ子や姪っ子たちは、全然ピンと来ないみたいなのよ。
戦争を題材にしたアニメを一緒に観ようとしても
「かわいそうで暗い話、面白くない」
みたいなことしか言わない。
楽しくて刺激的なことにしか興味がないのよね。
う~ん、確かにさ、人は前に進んで生きるべきだし、必要以上に昔のことに捉われる必要はないと思う・・
が、日本が戦争していた事実は知るべきだと思うんだよな。
たくさんの人の平和な日常と命が理不尽に奪われていったこと、生まれた時代が違うからって知らないふりしちゃいけない。
と、昭和生まれのおばちゃんは思うのです。