ふきげんよう。
最近、どこに行っても老人が多くて、日本の高齢化社会を実感するのよね。
あたしも着々と老いていっているわけで、あの人たちはあたしの未来の姿(長生きしちゃったら)
なるべく親切にしようとは思っているけど、数が多いとどうしようもないこともありそう。
この前さ、某ファーストフードに昼食を取りに行ったんだけどね。
あたしの前に二組の老夫婦が。
一組目は既にオーダー中だったのだけど、それはまあ時間が掛かるのよ。
夫婦でなんかのセットを注文したみたいなんだけど、セット内容が理解できないみたい。
何度もアルバイトの男の子に同じ事を質問していて、話が全然進まないっっ
その時、あたしの頭に浮かんじゃったのよね、
「老害」って言葉。
見れば分かるものを、いい大人がなんで理解できないのかしら・・?
これだから、年寄りは自分の事しか考えてなくて嫌。
自分が楽なら、周りの迷惑なんて考えないんでしょ?
↑こんな事を思っちゃいけないって理性では分かっているけど、実は脊髄反射のように考えているの。
決して、それを態度に出したりはしないけど。
だけどさ、そんなあたしに問いたい。
「もたつく」のって老害なのかしら?
あたしはそんなに迷惑してる?
別に急いでいないし、ほんの数分の時間のロスじゃないの。
もっと時間を無駄にしていることなんて、人生の中でたくさんあるでしょ?
それに、オーダーの仕方が分からなかったら、お店に入っちゃいけないの?
食べたい物を食べるのに、年齢制限なんかないでしょ?
「老害」って言葉の強いニュアンスとか
「日本社会を高齢者が圧迫している」とか
「一部の老人の理不尽な言動」とか
自分が見たい情報だけを信じて、一括りに考えて、楽しようとしている。
だって「知っている」よりも「知らない」の方が、楽なんだもん。
あたしも「老害」って言葉に思考停止していたのよね。
こんな偏った思考回路では、あたしが計らずも長生きしてしまった時、老害になる可能性大だったわ。
目の前で起きた事を多面的に見れないといけないね。