ふきげんよう。
今日は仕事の愚痴愚痴~
あたしの会社の同僚でさ、仕事ができない人がいるのね。
なんかもう、今まで「口八丁手八丁」で世間を渡ってきたみたいな人で、
悪い言い方をすると教養がないからさ、「正統派な仕事」ができないの。
ルーチンワークは雑、報告書を作らせると論理が破綻してるし、文章の構成もおかしい。
あたしたちの上司は個人主義なところがあって、なんか人工知能みたいな人なの。
うるさくない代わりに無関心なのよね。
新人でもないおっさん社員に、手取り足取り仕事を教えるわけでもなく、自分が忙しいからって放置気味。
仕方ないから、あたしが自主的にフォローするようにしてるの。
この同僚、社会人経験は20年以上なのに「今まで何をやってきたんだろう?」ってぐらい、社会常識がないのよ。
一番驚いたのが、自分の言い分が通らないと感情的になって、拗ねて仕事しなくなっちゃうの。
会社では「仕事」が一番優先順位が高いのに、そんなことも分かんないのよね。
で、拗ねる理由がさ…
上司に仕事を振られて、成果物を提出するでしょ?
でもさ、始めに話したとおり、内容が凄まじく稚拙なのよ。
それで、上司が修正点をフィードバックするとさ…
「あの人の指示は分かりにくい!相手に寄り添うってことができないよ!」
って、へそを曲げるわけ。
フィードバックを重ねて少しずつ洗練されていくわけで、修正点について自分で考えるのも仕事なのよ。
なのに、この同僚は「どこが分からないんでちゅか~?」って、優しく寄り添ってもらいたいわけ。
ほんと、引く。
でも本人は
「俺は、俺の基準で、俺なりに努力しているんだから分かれよ!」
って思っているみたい。
ていうか、この人っていつも「自分なりの努力」で終わらせちゃうの。
その「自分なりの努力」が「仕事で求められている水準」に達していれば問題ないけど、
いつも全然達してないの。
だから、周りの人がその差を埋めてあげなくてはいけない。
困ったおっさんだわ。
クビにしない会社も、まあ大らかと言うか…
そんなわけで、あたしは保護施設の指導員みたいに、母親みたいな気持ちで教育のやり直しよ、おっさんの。
あたしもこの人も氷河期世代だけど、今の政府の支援で能力がいまいちな中年世代が入社してきたら、指導係は大変かも。