ふきげんよう。
少し前に特殊清掃員が主人公の漫画「不浄を拭うひと」を読んだの。
ちなみに、ゴミ屋敷を家主の代わりに片付けたり、孤独死した人の家を掃除したりするのが「特殊清掃」のお仕事みたいよ。
あの、腐敗した遺体から体液が溢れてしまって、床下まで染みちゃったりするやつ。
けっして他人事ではないわね。
あたしに老後があるなら、同じ道を辿るかも。
死ぬ時は、なるべく他人に迷惑をかけたくないなって思うけど、こればっかりは難しいよね。
突然死んでもいいように、荷物はまめに整理しているから、そこはクリアだと思うの。
ただね、死体はどうにもならないよね。
漫画の中のエピソードでさ、自殺を選んだ男性が迷惑をかけないために…
・排泄物が漏れないように、オムツを履いていた
・畳に体液が染みないように、ブルーシートを何枚も敷いていた
↑こんなのがあったけど、これは突然死では難しいわね。
主に、孤独死で迷惑なのって
・死体が腐って蛆が湧く
・腐敗した体液が溢れてしまう
・腐敗臭が染み付いてしまう
賃貸物件なら「事故物件になってしまう」ってのもプラスされるわね。
体液関連は鉄筋コンクリートの家にでも住めば解決するかしらね?
畳みとか床よりもまし?
ただ、蛆とか腐敗臭は回避策が難しい。
そもそも、蠅って死臭を嗅ぎつけてくるんだもんね、すごくない?
死体をエサにした挙句、卵も産み付けていくんだわ。
なかなか厚かましいわよね。
今後、1人で死んでいく人が増えていきそうだし、IOTの発達で新しいビジネスが生まれないかしら?
1人で突然死するのは仕方のないことだけど、死体は早めに見つけてもらえるシステムとかさ。
人体にICチップを埋めて、体温で管理するとか?
うーん、困ったわぁ。