うつ病を体験してから二年経過。その後の心。

Toush / Pixabay

今年の五月から、在宅ワークを辞めて、また外で働き始めたあたし。
組織に属する事、仕事の同僚も含め、不特定多数の人と関わる事、不安なことだらけだった。

あたしを追い詰めるのは、二年前に職場で受けてパワハラの体験。
今となっては断片的にしか記憶に残っていないけれど、後遺症は大きいと感じる。

頭では思い出さなくても、心が憶えていることがあって、無意識のうちに、あの頃と同じ反応が起きてしまう。

胸が苦しくなる。

それでも、同じ轍は踏まないために、なんとか毎日をやり過ごしている。

どうして、「自分は変われないんだろう」とか「いつになったら、苦しいのが終わるんだろう」とか考えてしまうけど、どうすればいいのか分からない時は、じっと耐えるしかないのかも知れない。

最近は、同じようにうつ病の経験がある人の体験記を読むようになった。
現状に苦痛を感じてしまう時、どういう風に考えて乗り越えていくか・・

本当は、落ち込んだ顔で身近な誰かに話せればいいのだけど、それはなかなか難しい。
だけど、ネットで探せば、同じように苦しい人たちがいっぱいいる。

もう落ち着いた人もいるし、今、あたしと同じように苦しい人も・・・

そんな人たちとあたしは、実際には会えないけど、気持ちだけはそっと、寄り添える気がする。
何処かに、同じ苦しみを理解してくれる人がいて、自分も相手の苦しみが理解できる。

「あなたが感じている気持ち、私も知っているよ」

物理的には孤独かも知れないけど、会えない誰かとも気持ちで繋がれる。

いつ終わるのか分からない人生。
死ぬその日まで、もしかしたら苦しいままかも知れないけど・・
いつかあたしが終わるその時は「悪くなかった」って思って死にたい。

だから、明日も頑張ろうと思う。

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