何もしたくない気分なので、映画を3本観てみました(レンタル)

geralt / Pixabay

2017年も終わりが近づいているけどさ、去年に引き続き冴えない年だったわぁ。
株も在宅の仕事も、けっこう真剣に頑張ったんだけど結果が出なくてね・・
唯一、このブログだけはうまくいっているかも。
別に広告収入ががっつり入っているとかじゃなくて、安定して続けているって事でだけどさ。

現在の自分の知識で答えが出ない時は、新しい知識をインプットするタイミングだと思うの。
だから、最近は在宅の仕事もそこそこにして、本をよく読むようにしていたのね。

そしたらある本に『自分の感情を感じ切らないと、すっきり次に進めない』って書いてあって、一理あるなって思ったの。
不安・不満・無気力だとか、ネガティブな状態でいるのはいけない気がして、無理に元気になろうとすることってあるでしょ?
でも、その感情をちゃんと消化しないと、いつまでも引きずっちゃうのよね。
まさに消化不良だわ。

というわけで、今は仕事について不安とか不信感が強くて、そんなだったら最低限のルーチンだけはこなして少し距離を置こうかと。
今の感情に寄り添いつつ、無理がない塩梅はこの辺りなのよ。

新しい仕事も探し始めているんだけど、冴えない2017年の間に新しい縁を作りたくないんだ・・
この点に関しては、来週に有名な占い師さんに相談しにいくんだ。
記事にする許可がもらえたら、ブログでも報告するね。

前振りがだいぶ長くなっちゃったけど、暇潰しに最適なのは読書や映画よね。
ネット配信のドラマを一気に視聴するのも良さそう。

とりあえず、今回はTSUTAYAのクーポンを使ってレンタルしてきた映画をレビューしてみるね!

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

一作目は大好きなジェイク・ジレンホール主演の映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』にしたわ!

不慮の事故で妻を失った主人公。
でも、最愛の人を失くしたはずなのに、主人公は冷静で涙すら流れてこない。
彼は自分自身に疑念を抱くのよね、「妻を愛していなかったのではないか?」って。

死んだ妻の父(仕事の上司でもある)の言葉を曲解して、ありとあらゆる物を分解する奇行に走ったり、自販機会社のクレーム処理係の女性と交流を始めたり、なんだか観ていて理解できない行動を取っていくのよ。

観終わった感想としては、正直「よく分からなかった・・・」って感じで、いろんな映画レビューサイトで物語の解釈を読みまくったわ。

どこのサイトもこの映画の評価はすごく高くて、何回か繰り返し観た方が「物語の細部の素晴らしさが分かる」って解説だったわね。
ただ、あたしは同じ作品を何回も観るほど映画好きでもないので、もう観ないと思う・・

タイトルの意味がだいぶ分かりづらいんだけど、原題とだいぶかけ離れているらしく、ネーミングに失敗しているみたい。

それにしてもジェイク・ジレンホールってほんといい男だわ!

奴隷の島、消えた人々

奴隷の島、消えた人々

二本目は韓国映画にしてみました。

この『奴隷の島、消えた人々』は、韓国で2014年に実際に起こった事件をモチーフにした作品なの。
なんでも、人の目に届きにくい離島の塩田で、ホームレスや知的障害者を不正に働かせていた事業主がいたんだって。
劣悪な環境で睡眠時間や食事をろくに与えられず賃金は未払い、脱走を図ろうものならリンチの末に足を切断するような大怪我をさせることも・・
度重なる暴力で『ここから抜け出しても行く所なんて何処にもない』って洗脳していたのだそう。

物語は二人の記者がある人物に会ったことをきっかけに、離島の取材を始めてから動き出す。
ドキュメントみたいな作りで、昔に流行った『ブレアウィッチプロジェクト』を思い出すわね。

実際の事件は、搾取されていた労働者が家族に送った手紙で発覚したらしいので、映画はどういう流れになるのかと思ったのだけど・・
途中、主要な登場人物に分かりやすい死亡フラグが立って、なんか嫌な予感がしていたら・・・

緊迫感があって、けっこう夢中になって観ていたけど、ちょっと期待していたのとは違うかな?
どことなくご都合主義な展開もあったしね。

でも、この現代に韓国でこんな恐ろしい事件が起こっていたって知るにはいいかも。

ムーンライト

ムーンライト

最後はずっと観たかった『ムーンライト』
アカデミー賞受賞の時に『ラ・ラ・ランド』が間違って表彰されそうになった事でも話題になったよね。

一人の黒人男性の人生を幼少期・少年期・青年期を通して描く。
物語は主に、ゲイ差別で苦しみ『自分自身でいる事』ができない主人公の苦悩が丁寧に描かれている。
ある事件をきっかけに、ひ弱だった印象の少年から厳つい青年に変わってしまうのだけど、容姿は変わっても本質は変わっていない事が演出からさりげなく伝わってきて、なんか切なかったわ。

セクシャルマイノリティの問題としては、あたしは素で生きてだいぶ長いので、主人公が味わっていた苦悩についてはもう懐かしい感じなのだけど、世の中にはそっと胸に秘めて生きている人もいるのよね。

実際のアメリカの生活がどんなかは分からないけど、あたしにはとてもリアリティがある話に感じました。
本当にこういう人っているんじゃないかなぁって。

この映画はいろんな人に観てもらいたいな。

やっぱ映画っていいね!

映画って、良い作品に出会えると2時間ぐらい全く違う世界に行けるわよね。
すっげぇ微妙な作品だった場合は、ただただ後悔するけれど。
年末はテレビでもいろんな映画が放送されるから(深夜にやってたりするよね)、いろいろチェックしようかしら?

ていうか、TSUTAYAまたクーポン出してくれないかしらね?
準新作が108円で借りられるのって、けっこう助かるのよ、なんせワーキングプアなんで(笑)

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