まだ使える物も思い出がある物も、いつか使うことはない。

子猫

今日はとても天気が良かったので、大掃除したくなりました。

1月に断捨離したばかりだけど、その時に『これには思い出があるから!』って残した物もちょこちょこあって、でも残しておいても役に立ちそうにないので、思い切って処分することにしました。

部屋のスペースを無駄に使っているだけでなく、埃が溜まって掃除の手間を増やしているし、なんのプラスにもなってない事に気づいたわ。

『これを捨てたら後悔するかも・・』って思った物に猶予期間を設けて、やっぱり要らなかったって認識できたら捨てる。
これならば後悔もないし、いいかもね。

本格的に春になったら、傷んでいる服もまとめて処分する予定。
ヨレヨレになっている冬服は、いい加減、今年でおさらばしよう。

部屋中にどんどん新しいスペースができて、何か新しいアイデアが浮かんできそう。

早速、部屋を模様替えしてみたわ。

いろんな物を残しておいたってさ、あたしが死んだら全部捨てられちゃうんだよね。
これに関しては父親が死んだ時に実感。

うちの父は生前整理なんて一切していなかったから『いつか使うかも知れない』って取っておいた物が家中の収納に残っていてさ、でもほとんどが不用品。
あの時の手間を思うと、やっぱり身の周りはいつも整理しておこうって思ったわ。

心境の変化のきっかけになったのは、稲垣えみ子さんの本。


寂しい生活

東日本大震災をきっかけに節電生活を始めて、そこから「あって当たり前の物は、本当に必要なのか?」って、自分の生活や身の周りを見直すことにしたのよね。

よく考えてみると、生活に必要な物ってそんなにたくさんなくて、『これが家に無いなんてありえない』って思っていた家電なんかに、実は束縛されていたりするという・・

稲垣えみ子さんの本に関しては、けっこう目から鱗なのでおすすめするわ。

そんなわけで、あたしも身の周りの物に関して、意識が変わったわけなのよ。

「あって当たり前」すら見直すんだから、「あってもなくてもどっちでもいい物」なんて残しておく必要ないわよね・・

もっと若い頃に買い集めていた帽子なんかも、思い切って処分したんだけど、結局は何年も押し入れのダンボールで眠ったまま使わなかったな。

忘れ物はやっぱり忘れてしまうような物なのよ。

うちの姉たちも、実家に住んでいた時に使っていたものを大量に残して嫁いでいったけど、捨てようとしたら今さら『待って』って言われたのよね。
十年以上も忘れていたのに、絶対に必要ないと思うんだけど・・
ていうか、実家で処分してもらえると思っているのかしら?

全部、自宅に持ち帰って自分で処理してほしい・・・

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