ふきげんよう。
新型コロナのせいで「お家で自粛生活」を送った人、たくさんいるわよね。
「せっかく家にいるんなら…」って、断捨離をする人も多かったみたいで、ゴミの集積所がけっこう大変なことになったんだとか。
あたしはいつも捨てるの大好きだから、そんなに不用品は溜めてないつもりだったけど、衣替えの時にごっそり服を捨てたわ。
こんまりさんも言っているけど、ときめかない物は取っておいても仕方ないわね、どうせ着ないし。
ところで、あたしがこんなに断捨離が好きなのに、同居している母はとにかく物を捨てないのよ。
家中の収納に母の衣類、バッグ、装飾品が散らばっててさ、絶対に自分で把握できていない。
あとはもらい物のタオル類も大量にしまってある。
これについてはボロくなったタオルは捨てて、入れ替えちゃえばいいんだろうけどさ。
ついでに、ハンカチもけっこう多いのよね…これは使い道がない。
衣類の他にも、スペースを取っているだけで邪魔な家具、なんで取っておいたのか分からない使い捨ての食器類、一度も使われたことのない電化製品(90年代製造)とかもあるのね。
「捨ててもいいよね?」って母に聞くと
「あら、それはいいやつなのよ。もったいない。」
「いつか使おうと思ってたのよ、捨てないで」
「なんでそれを捨てるのよ~、とっておいて」
おい、20年置いてあるのに一度も使わないものを、この令和の時代にわざわざ使わないだろうがっ!「いつか」なんて、あんたが死ぬまで来ないわ。
毎回、こんな感じでほんと嫌になる。
ていうかさ、どうせ聞かれるまで存在を忘れているんだから、あたしも黙って捨てちゃえばいいのよね。
だから、バレないものは密に処分しているんだから、中途半端に存在が認識されている物はそうはいかない。
前に「取っ手が外れた、まあまあ高い急須」を捨てた時
「あらやだ!あれは良い物だから直して使おうと思っていたのよ」
って怒られたんだけど、二年ぐらい修理されないで放置されていたのに、一体何を言っているのかしらね…?
こんな感じに処分が面倒な物もあるのだけど、最近、母がこさえた家の不用品を整理している時に、ちょうどいい流し方を思い付いたの。
もし「あれ、捨てたの?」って聞かれたら
「取り返しがつかないほど壊れてた」
「劣化してて使い物にならなかった」
「収納の奥でカビが生えてて気持ち悪いから捨てた。ちゃんと手入れしてなかったでしょ?」
そう、溜め込むだけで管理していない人には、この
「もう使えない状態だった」
が、効果的。
「まだ使えるけど捨てる」を拒んでくるなら、「発見した時には既にゴミになってた」で対抗よ。
さすがにゴミを残しておこうとはしないわ。
今後はこの作戦でどんどん不用品を整理していくつもり。
じゃないと、負の遺産が溜め込まれていくだけだからね。