「慢性的な人手不足」と「AI」と「あたし個人の人生」を照らし合わせる。

erge / Pixabay

ちょっと前からさ、テレビや新聞で「人手不足」って報道されるようになったじゃない?
あたしは就職氷河期ど真ん中世代だからさ、「人を欲しがっている企業がたくさんある」ってイメージできないのよね。

団塊世代が定年になって、あたしたちみたいな団塊ジュニア世代が中年になって、次の世代はちょっと子供が少ないんだっけ?
若年層と高齢層のバランスが悪くなってきて、その影響が分かりやすく形になったのかしらね・・

でもさ、「人手不足」なのってどの業種でも起こっているんじゃなくて、特定の業種のお話なんだよね?

飲食とか建設辺りだと思うけど、確かにハードなイメージがある。

テレビで堀江貴文が言っていたんだけど、今って働き方にも多様性が出てきて、自分に不向きの辛い仕事を選ばなくてもお金は稼げるのよね。
昔は選択肢が少なかったから、苦い思いをしてでも会社にしがみついていたのかも知れないけど・・

もう、昭和とか平成初期の考え方は化石扱いでいいかも。
化石どころか「負の遺産」でいいよね。
そういう古い慣習がパワハラやモラハラを生み出している気がする。

先輩や上司にされたスパルタ教育を、「伝統」とかってわけわかんない言葉に変換して後輩に継承するやつね。
あんなのは負の遺産扱いでいい。

人手不足って騒いで賃金を上げても誰も働き手がいなかったら、そこで期待したいのがAIだよね。
「AIが人間の仕事を奪う」って騒ぎ出しているけど「人手不足の問題」に対して、あたしも含めどこか他人事に感じている人たちがたくさんいるんだから、AIに仕事を奪われても仕方ないのよ。

日本は会社社会だから、企業は存続するために対策を練らなければいけないし、働き手にはなりたくないけどサービスを受けたい人はたくさんいるし、そしたら「辛い」なんて弱音を吐かないAIに白羽の矢が立つのは当たり前だわ。

会社でお勤めしていた時も、業務パターンのロジックを組み込んだシステムってけっこう導入されていて、少しずつ精度を向上させていたな。
テスト的に運用して、けっこう痛い失敗から問題点をあぶり出した後に改善して、どんどん精度を上げていく。
あの時は「使えない社員を淘汰するための殺人システム」って思っていたけど、AIも完璧じゃないだろうし、AIをコントロールする存在に自分がレベルアップすればいいのよね。

自分は何も努力しないくせに被害者ぶるなんて、なんだかとっても不細工な発想だわ・・

あたしは最近、

「いつまでこの生活を続けていけるのか分からない」

っていう不安に苛まれていて、いずれ「会社組織に復帰しなければいけない」と思うと、暗い気分になってくる。

でも、状況はどんどん変化しているし、その時がやって来る時は・・・あたしがよく知っている世界とは違うのかも知れない。

日本は「若くないと価値がない」って考えに偏りがちよね。
でも、歳を取っても進化することをやめなければ、案外やっていけるのかも。

40歳が見えてきた今でも、あたしは新しい事にたくさん挑戦して、いろんな事を憶えたわけだし、今後も心身共に健康ならやれないことはない。

まあ、向き不向きはあるけどね。

あまり暗く重く考えずに、時代がどう変わっていくのか楽しみにしていよう。
意外なことがきっかけで、思いもよらないラッキーが落ちてくるかも知れないしね。

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